「大人ドロップ」大人になって思い出すと、青春って恥ずかしい事ばかり。(笑) | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「大人ドロップ」を観てきました。


ストーリーは、

高校最後の夏休みが迫る中、親友のハジメ(前野朋哉)から彼がひそかに思いを寄せている同級生・入江杏(橋本愛)とのデートの約束を取り付けるよう頼まれた浅井由(池松壮亮)。だが、それが原因となって入江を怒らせてしまい、仲直りできないまま夏休みが始まった上に、彼女は遠くへと引っ越してしまう。スッキリしない気持ちを抱える浅井は、思い切って入江に手紙を出すことに。届いた返事から学校を辞めた真の理由を知った彼は、ハジメと一緒に彼女に会おうと片道200キロメートルの旅に出る。

というお話です。


ドロップ

懐かしい感じの、かわいい映画でした。高校生の時って、この映画に描かれているように、甘い思い出も、苦い思い出もあって、大人に近いけど、でも、子供である自分にイライラしたり、本当にたくさんの事があって、今思うと、何て事ない事でも,あの頃は大事だったんだよなって感じました。思い出すと恥ずかしくなるけど、でも、幸せな時間だったと思える高校時代を、キレイ事でなく描いていて、好感が持てる映画でした。

ドロップ

浅井は、同じクラスの女子、ハルと仲が良く、いつもふざけ合っていた。ある時、友達のハジメが、入江さんとデートがしたいと言い、作戦を立てるのだが失敗。浅井は、入江さんに嫌われてしまう。実は、浅井も入江さんが好きで、本当は、話しかけたいのだが、どうしてもその勇気が出ず、夏休みに突入してしまいます。夏休み、ダラダラしている浅井のところにハジメから電話があり、入江さんが学校を辞めて引っ越してしまうことを知り、彼女に手紙を書くことに。

ドロップ

こういう展開って、良くありますよね。あ、悪い意味じゃなくて、実際に、自分が好きな人を、友達も好きだったり、一度喧嘩してしまって、どうしても仲直り出来なかったり、そこに、自分の利益とか、損得勘定が無いので、とっても心に残るんですよ。損得勘定があれば、別に、他で補えばイイやっていう気になると思うけど、そうじゃないから忘れられないんです。私も、忘れられない出来事って、あるもんな~。

ドロップ

どこかに引っ越してしまった入江さんを探して、浅井とハジメは、手紙の消印を頼りに、訪ねて行きます。そして、入江さんが何のために学校を辞めて引っ越したのかを知り、彼女だけ、一足先に大人への一歩を踏み出した事を知るんです。

肝油ドロップって知ってますか?良く、幼稚園とかで、一日に1個とか配って食べさせる栄養補助食品だと思うんだけど、それが、キーポイントになっています。子供の食べるものと思っているけど、大人になっても、十分、大切な栄養食品だし、食べる事は大切なんだよね。でも、子供の食べ物って言う認識があって、何となく食べなくなっちゃう。それって、大人になると忘れちゃう大切なものと同じような気がしました。

ドロップ

この、何とも言えない、青春の風というか、青い雰囲気っていうのを、言葉で伝えられないところがもどかしいけど、でも、とっても気持ちがすがすがしくなる映画です。こんな事もあったなぁって思えるような、懐かしい気持ちが味わえます。

ドロップ

私は、この映画、限定でお勧めして良いかと思います。ベタベタなラブストーリーが好きな人には、ちょっともどかしすぎて、ダメだと思います。全国ロードショーの大型映画が好きな方にも、ちょっと楽しめないかな。単館系が好きな人とか、雰囲気で楽しめる人には、良いと思いますよ。私は、結構、こういう大人しいけど、心にグッとくる映画、好きです。気になったら、ぜひ、観てみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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