はじかみ神社参詣と 山菜・薬草ウオーク(下見)

6月12日(木)に 元氣サロンで、しょうが(生姜)を祭った「波自加彌(はじかみ)神社」を参詣することになった。全国に一ヶ所しかなく、15日の大祭には県内外から食に関わる会社を含め多くの人が参詣される ヘルス&ビューティーパワースポット。
食と健康を考えながら周辺の山菜・薬草ウオークで有用植物を学んでから、玄米菜食ご飯の出る食堂でランチ会の予定。

夕方時間をつくって下見に向かう。野外活動が伴う場合は散策ルートの安全策を含め必然的。
神社の表参道入口に佇み、通りかかった首輪なしの犬と散歩する女性にしょうが祭りの様子を聞くと、車に同乗のピッコ(セキセイインコ)に気づき「逃げないんですか?」と逆に聞かれる。おとなしく散歩する犬にも「いい子やねぇ」と私♪

誰もいない幽玄な、夕暮れ時の はじかみ神社に上り 周囲の便を確認して車に戻り、周辺を移動しドアを開けて出る時、背中にとまっていたらしいピッコが飛び立った(@_@;)…あ~っ!緑いっぱいの美味しい空気と、のどかな環境に誘われたように樹木の奥へ…

慌てて探していると、一部始終を見ていたらしいおばさんが、向こうの奥に飛んでいったと示す。自宅から呼び笛を持ってきて、「これを吹いて呼ぶまっし、二つあるからあげる」と渡してくれる。…う~ん果して?…ともかく野良猫にやられても困る。ともかく笛を吹きながら藪を掻き分けて探す。他の人の地所だが「大丈夫やさけ遠慮せんと入るまっし」と、畑をしている地主らしいおじいさんに声をかけてくれる。

月齢12の月が爽やかな夕空にポッカリ。なのにピッコはいずこへ…探すこと既に20分が経ちどんどん暗くなる。繁茂した樹木に入り込み眼が見えにくくなれば出て来る可能性は薄い(/o\)

明朝も来るつもりで心細く探していると「時々みておくから」とまで言ってくれる。
やがて おじいさんも見に来て「野良猫にやられても困るしなぁ」と、心配そうに方策を考えている。 移動時のすれ違い際、頭に乗ったピッコに気づき好意的な一言をくれた男性もやって来て「せっかく育てたのに…」と、探してくれている。さらには、先程の犬と散歩していた女性が通りかかり「逃げたんですか?!」と気遣ってくれる。

えらい騒ぎになってしまった…(/_;)/ こんなに心配してくれるんじゃ尚更諦めきれない!
もう一度蚊に刺されつつ藪を抜け奥を探す …と、一番奥の樹木からパタパタと鳥が飛んできて肩にとまった。なんとピッコだ!おぉーっ♪

皆さん一安心され、各々の夕げの場所へ♪
…久々に素朴な人情に触れた気がして、美しい夕陽に染まる神社の町を後にした。