こんにちは、香澄です。
私は、自分のことを好きでなかったとき
何をやっても満足に楽しめなかったし
どんな仕事を選んでも力をセーブしていました。
なぜかというと、
●好きでない自分が選んだもの
→だから、しょーもないものだろう。
●好きでない自分がやっている仕事
→だから、その行動は間違ってるか、役に立たないだろう。
●好きでない自分が学んでいること
→学んだところでよく分かってないはず。
っていう感じで、
自分が好きになれないと
自分がやっていることなら何であっても
マイナスに捉えてしまうから。
特にお仕事になると
見ず知らずの人と深く関わり、
相手に、影響を与えてしまうわけですので
やってることが人に対して
マイナスの影響を与えるかもしれない…。
と思っていながら
全力を出しきれるわけがありませんよね。
たとえば、私が最初に
アパレルの仕事をし始めたとき。
自分のことをあまり好きとは言えませんでした。
私の持っていくアイテムが
相手の気に入らないものじゃないか…。
私の提案が
的はずれで怒らせるんじゃないか…。
と常にビクビクしていました。
（まあ商品に対しても失礼なもんですが）
そうすると、提案の手が止まり
お客さんは満足に、モノを見ることができずに
さっさと帰っちゃったりするわけです。
やる気がないわけではないのですが、
そのやる気が、いい方向にいくわけないと
どこかで思ってしまっている。
だから遠慮してしまって
行動がストップ。
自分は悪いことをしているつもりは
ありません。
それが結果的に悪い状態を招いてしまう。
そんなんでは到底、
お客さんのためにもお店のためにも
それ以上に自分のためにもなりません。
ーーー
もし、その時に私がいくらかでも
自分のことを好きだったとしたら…。
持っていった商品が
相手に気に入られなかったとしたら
「自分のチョイスはだめだ」
なんて全否定的に思わずに
「あぁ、これは違うのね。
これでお好みを聞けるから
相手のお好みのものに一歩近づいたわ」
っていう風にシンプルに、
行動を変えていけると思うんですね。
もしくは、
「今回は、私の提案が分かってもらえなかったけど
きっとお似合いになると思うから…。
お伝えのし方を工夫してみよう」
と、手を変え品を変えが
できると思うんですよね。
（決してごり押しするということではなくてね）
お客さんの迷いにも
付き合ってあげられますしね。
ーーー
つまり、自分のことを好きでない、
となったらその瞬間に
・自分の力が出せない
・お相手の可能性を広げられない
が決定しちゃう。
まだなにもしていないのに、ですよ。
だから、お仕事を通じて
自分も相手も満足しようとなると
「自分のことを好きであること」は
お仕事のスキルよりも
経験年数よりも
何よりも必須のこととなります。
自分が好きであればこそ
自分を全力で出そうという気にもなるんです。
では、どうすればいいか？
いろんな方法がありますが、
ほんとうにシンプルな方法は
■自分のいいところを毎日１０個以上挙げる。
ってことです。
２０でも３０でも構いませんが、まずはやりやすい数から。
…自然にできるようになるまで。
どこかで聞いたことのあるような
あったりまえ～のことかもしれません。
もしかすると、「人に聞く」という
やり方もあるのかもしれませんが
私は
自分で挙げること、
そしてその判断を他人に聞かないこと
が大事だと思っています。
相手に評価を委ねてしまうと
それが絶対になりがち。
だから接する相手によって
自信がなくなったりするんですよね。
自分が「ここがいい」と思ったら
それが回答なんです。
自分で勝手に決めて、
その自己評価に勝手に自信を持つことが大事。
常につきっきりで自分を見てもらえる人は
自分しかいないからです。
そして、挙げた「いいところ」が
本当であると信じて毎日、過ごしてみましょう。
毎日のあいさつひとつ、
接客やメールの応対ひとつから
変わってくると思いますよ。
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