内部被ばくを避けるために | 放射能とたたかうブログ

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チェルノブイリ事故後、ベラルーシで甲状腺疾患の専門医として活躍されていた現長野県松本市の菅谷昭市長の講演と書籍から、甲状腺やその他の健康被害について抜粋します。


下記は全て講演内容と書籍からの引用です。



放射線源に近い場所(線量の大きな場所)では外部被ばくと内部被ばくの両方に注意すること。遠くはなれた土地では、内部被ばくに注意すること。いまの日本で多くの人々が注意しなければならないのは、内部被ばくです。



内部被ばくとは、食べ物や呼吸を通して、体内に放射性物質が取り込まれ、放射線の影響を受けること。胃腸などから吸収され血液に入り込むと、体中をぐるぐる回って臓器や筋肉や骨などに蓄積され、そこから放射線を出す。





原発事故で政府はCTスキャンやX線より少ない被ばく量という発表。それは外部被曝の話であり、内部被爆はCTスキャンのように1回で済まない。体内に入ると少量でも24時間放射線を出し続け細胞レベルで影響を与える。



人の体は放射性物質を取り込んでも排泄する機能を持っていますが、全てを排出するわけではない。傷ついた細胞を修復する機能もあるが100%修復されるわけではない。少量でも内部被ばくをするとガンになる可能性がある。


子どもや妊産婦を守るためにも、基準は厳しいほうが良いと思います。理想を言えば子どもたちは汚染されたものは食べない方が良い。少量でも体内に入れば、そこから放射線が出て細胞を傷つけることになるのです。



守らなければならいのは、大人よりも放射線の影響を受けやすい子どもたちです。乳幼児だけでなく、15才未満までの子どもを守って欲しい。その他、妊娠中や妊娠の可能性がある若い女性も注意が必要です。





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(出所)松本市長 菅谷昭氏 著書『子どもたちを放射能から守るために