今週は、国、地域の肥満度、肥満率に関するデータでしたが、図示ないし表に

することが難しそうなので、そちらは省略させていただきます。


OECD(経済協力開発機構)の調べでは、15歳以上の日本人のうち、肥満者の

割合は男性が3.8%、女性が3.4%で、OECD平均の約18%を大きく下回って

います。


  因みに米国やメキシコは35%前後とかなり高く、オーストラリア、カナダ、英国、

  なども20%とOECD平均を超えています。


  これらの国と比べると日本の比率はかなり低いということがわかります。


ところが、5~17歳のうち太っている子どもの割合をみると、男の子が23%、

女の子が17%で平均値に近くなっています。


各国の人口に占める肥満者の割合は増えつつあり、子どもの肥満も各国で問題に

なっている中、日本の子どもたちも将来、今の大人たちのようにやせているとは

限らない、とのコメントが載っていました。


食生活の影響が大きいのではないかと思いますが、さらにゲーム機など室内に

閉じこもって遊ぶ時間が多く、平均的に運動量が足りないこともその原因の一つ

のような気がします。