応援よりも、応援になること | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

こんにちは!

ハンサムおかん☆きよみんです。

 

 

「これから先に楽しいことが見つからない」

 

 

「高校に行くかどうかわからない」

 

 

おとといの夜、

 

 

リビングのテーブルで

長男、次男が勉強している横で

私も仕事をしていました。

 

 

同じテーブルに

 

 

座っていると

自然とおしゃべりが始まり、

いろんな話を

しました。

 

 

高3の長男からは、

 

 

先に楽しさが見えないこと、

中3の次男からは、

高校に行く目的が

見つからないこと。

 

 

どちらも普段は

 

 

なかなかゆっくり

話せないことを

話す機会に

なりました。

 

 

どちらも

 

 

少しずつ

先が見えてきた時期。

やるべきことに追われて、

「楽しさ」を

見失ったり、

「そこに何があるのか?」

が見えず、

前に進む気持ちすら

失くしそうになったり

しているように

見えます。

 

 

そんな2人の気持ちを、

 

 

「大丈夫だよ」

「きっと楽しいこともあるよ」

と表面的に

明るく受け止めるよりも、

しっかりそのまま

「そうか。楽しいことが

見えてこないんだね」

「高校に行くことへの

気持ちが出てこないんだね」

できるだけ沿う形で

受けとめ、

話を聞きました。

 

 

「大丈夫だよ」

 

 

と言う言葉で

終わらせずに

しっかり聴いていくと、

彼らの

いろんな気持ちが

見えてきます。

 

 

次男は、

 

 

長男と同じ高校に

入学したら

「○○の弟」というレッテルを

貼られるのがイヤで、

別の高校を探しているらしい。

でもそれすら、

「本当に高校に行くことが、

自分にとって必要なのか?」

と自問自答しているようです。

 

 

私にできることは、

 

 

「とりあえず行きなさい」

と親としての価値観を

押し付けることではなく、

その迷いをそのまま受け止め、

でも

「お母さんは、とりあえずでもいいいから

行った方がいいと思うよ。

けれど、本当によくよく考えて出す結論なら、

どんな答えも応援するよ」

次男がどう受け止めるかは別として

伝えるだけ。

最後に判断して

決めるのは次男。

そのプロセスに

一人の大人として

立ち会って、

側にいて受け止めよう。

そう思っています。

 

 

長男とは、

 

 

もう1対1の対等な人同士の

会話として、

その気持ちもわかること、

は伝え、

ひたすら彼の中から出てくる

たくさんの想いを

聴き続けました。

 

 

結局真夜中まで続いた

 

 

久しぶりの親子の会話ですが、

たまにこういう機会があると、

より子どもたちとの

距離が短くなり、

彼らの気持ちが

理解しやすくなるように

思います。

 

 

最初から構えて

 

 

そういう時間を

持とうと思っても、

つくることのできない

貴重な時間ですが、

子どもたちの様子や

話しぶりを見ていると、

「今は聞いておこう」

と思うチャンスがやってくるので、

そこは逃さず

しっかり聴き役に徹して、

彼らが気持ちを出せるように

しています。

 

 

2年くらい前から

 

 

何度か

3人でそういう形で

話をしてきました。

 

 

多分コーチングを

 

 

学んでいなかったら、

親の意見を振りかざし、

彼らの本当の気持ちを

聞かないままに、

「大丈夫だ、頑張れ」

という

彼らが望んでいない励ましを

送り続けていたんだろうな。

と思います。

 

 

人は安心して

 

 

話を聞いてもらえる、

自分のことを受け止めてもらえる、

そんな存在があることで、

ストレスを減らし、

また頑張るパワーを

持つことが

できるようになります。

 

 

子どもを応援するには、

 

 

旗を振って

「頑張れ」

というだけではなく、

彼らが自分で

そのパワーを生み出せるような

環境を整えることで、

できることが

たくさんあります。

 

 

子育てコーチングは

 

 

それができる方法だと

実感しています。

 

 

その会話があって

 

 

昨日は

長男も再び落ち着き、

次男もまた少し

やる気が出てきたようです。

 

 

2人の受験生を抱えて

 

 

これから1年。

おかんもしっかり

サポーターとして

一緒に走って行こうと

思っています。



 

普段はトゲトゲの次男ですが、

ちょっとだけ昨日から機嫌もいいみたいで。。。

おかんにとってはうれしい朝でした♪