エメリッヒのがアホだってことを思い知らされた。
テーマ:映画な話で、TOHOシネマズくずはモールのTCXスクリーンで見たのが、「GODZILLA」。
東宝が世界に誇るモンスターコンテンツ「ゴジラ」を、
ワーナーブラザーズとレジェンダリーピクチャーズがハリウッドリメイク。
15年前、静岡に住んでいた頃、
母親を地震(に似た強烈な振動)からの原発事故で亡くした米軍爆発物処理班隊員のフォードは、
原発事故後の立ち入り禁止区域に無断で足を踏み入れ警察に拘留された父・ジョーの引き取りの為に、
15年ぶりに日本を訪れる事に。
何でジョーは日本に残って、立ち入り禁止区域で調べたかというと、
この15年前の原発事故が、実は原発事故を隠れ蓑にした日本政府の陰謀であることを突き止めたんだよね。
そのジョーがつきとめた陰謀論は、1匹の怪獣・ムートーの登場で現実となった。
一方、15年前にフィリピンに出現したある怪獣を追っていた芹沢博士は米軍に従事し、
ムートーが登場したタイミングでハワイに出没していた、その追っていた怪獣が、
ゴジラだということを突き詰めた。
アメリカ本土に上陸したムートーとゴジラは、ロサンゼルスでガチファイトを展開するが、
ムートーにはある秘密が・・・
この映画、54年前に公開されたオリジナル版「ゴジラ」をベースにしているものの、
原発事故、大地震、大津波と日本でタブーとされた社会的事象に、しっかり切り込んでいて、
硬派な映画である事は及第点。
一応”リブート”してあるが、東宝版独特の「色」を受け継いでいてて、共感しやすかった。
「猿の惑星:創世期」で、CG製の猿に命を与えたアンディー・サーキスが、
CGで作られたゴジラに命を与えたところも素晴らしい。
CGの進化が、東宝版の売りである着ぐるみを凌駕したと言っても過言ではない。
R-15+指定ヒーロー映画「キック・アス」シリーズで正義のヒーローを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンが、
怪獣からアメリカ、人類を救うために東奔西走する米軍隊員を演じていて、頼もしく感じたし、
芹沢博士を演じた渡辺謙も存在感あった。
今回のワーナーブラザーズによるハリウッドリメイクは成功したと言っても過言ではないよな。
ローランド・エメリッヒによるソニーピクチャーズ版がクソに思えたわ。
だってソニーピクチャーズ版の「ゴジラ」って、爬虫類だもん。
大ひんしゅく買うのは当然。
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↑これがソニーピクチャーズ版「ゴジラ」。
◇
今回のワーナーブラザーズ版「ゴジラ」、どこで公開されるか注目が集まったんだよね。
ワーナーブラザーズの映画って、松竹・東急系が独占し続けてきたが、
「ゴジラ」が東宝のコンテンツということで、松竹・東急系が譲歩した形になったよな。
TOHOシネマズなんばとTOHOシネマズ梅田で、
松竹配給の「トライセンデンス」と、ワーナーブラザーズ配給の「インターステラー」が公開されたのは、
ワーナーブラザーズ版「ゴジラ」の影響?
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