酒鬼薔薇も佐世保高1殺人事件も死別PTSDと八幡洋氏 | 翠雨★PTSD予防&治療心理学研究所

翠雨★PTSD予防&治療心理学研究所

PTSDが爆発的に流行しています。
心的感染症ですから、もはや万人にとって他人ごとではないのです。健康で自分らしく個性的に天寿を全うするためにPTSDを学びましょう✨

高一女子殺害容疑者と酒鬼薔薇との共通点を臨床心理士が分析
 7月27日に佐世保で、16才の女子高生・A子が同級生の松尾愛和さん(享年15)を自宅で殺害し、遺体..........≪続きを読む≫


佐世保市では

ネバダ事件以来

 ―小学生が同級生を殺害

命の大切さを考える
教育に力を入れていたのですが

加害生徒は

なんと

『命・人権・いじめを考える
ワークショップ』のレポートを
提出直後に

殺害に使った凶器を
マンションから徒歩30分ほどの場所にある
ホームセンターで購入したそうです。

 ―よかれと思われていることに
 真っ向から問題提起した行動ですね。

 無意識行動でしょうが。

臨床心理士の矢幡洋氏は

「遺体をバラバラにするといった
強固で残虐な意志があって

被害者は
たまたま誘えば疑わずに
来てくれる相手だったと
思うんです。

 ―中学からの同級生とか
  加害者にとってはほとんど意味がない。
   
後頭部を何度も殴打して
首を切るまでは
相当時間がかかるものです。

普通の人であれば
嫌悪感が生じたり
怖くなったり
途中で続けられなくなりますが
彼女はそうでなかった」

解離に触れず

「そのあたりが人間的な共感性が
欠落しているんです。

まだ続けようという
残忍な冷酷さが見られます。

かっとなってやったことであれば
一発で終わりですから。

強い意志を持って準備していた」

「酒鬼薔薇の場合は

犯行直前に愛犬が死んだり
大好きな祖父が亡くなっていました。

今回の加害者は
母親が亡くなっていますから
それがきっかけで
周りから孤立し
孤独な自分だけの世界に
入り込んでしまった可能性もあるでしょう」

生老病死は
ストレスだと

 ―自我の思い通りにならない。

御釈迦さまも言っています。