武雄市長のヤジ | 日本共産党武雄市議会議員☆江原一雄のブログ

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家族新聞の題字より
わがふるさとの山

武雄樋渡市長のブログに「都議会セクハラについて」の記事がある。市長「自分も応戦して飛ばしているし、議論が沸き立つヤジもあるにはある。」と。驚いた。常に自分から先頭になってヤジを言っているのが市長ではないか。東京都議会どころではないのが武雄市議会ではないか。

去る5月23日、名誉棄損で市長が市民から訴えられている裁判で、市長のこのヤジの件でとんでもない市長の珍答弁を耳にしました。

裁判記録誌から

原告代理人ー平成25年12月武雄市議会定例会会議録です、64ページを見てください。江原一雄議員の質問に対して、64ページの下から2行目ですが、「市長『盗撮したじゃないか、マヒィアじゃないか』」というふうに言っていますが、これは言われたことは間違いないですか。

市長「まちがいないです」

原告代理人ーこのマフィアだっていう表現を使ったことについて、次の年、つまり今年の3月議会で、12月議会でマフィアって言ったでしょうっていう質問をされたときに、あなたは言っていないっていうふうに言っていませんでした。

市長「いえ、私はみとめていますけど」

原告代理人ー言っていないと言っておきながら、議事録を示されて認めたっていう経緯がなかったですか。

市長「いや、違います。それは飽くまでも、議場内では2つ発言があって、1つがこのような議場の質問台に立って申し上げるときと、それとある意味やじイコール私語について申し上げるとき、この2つが発言についてありますので、その盗撮であるとか、マヒィアであるとかっていうのは私語としていったということでありますので、公定力のある私の市長としての発言としては理解をしておりません。

原告代理人ー市長としての発言じゃないとすると、誰として発言してるの、それは。

市長「それは先ほども申し上げましたとおり、質問台に立って申し上げることが唯一無二の発言の公定力につながってまいります。したがって私がそのようなことを申し上げたのは、飽くまでも市長席という席で申し上げた」。

みなさん、理解できます。

市長のヤジは、東京都議会のヤジを超えている。自分のことは棚に上げて詭弁そのものだし、言い逃れではないか。東京都議会は議員のヤジ問題ですが、武雄市は市長のヤジが問題なんです。質が違うのが武雄市議会です。