なぜPTSDがアメリカが放棄した向精神薬(SSRI・SDA)で治るのか | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

なぜPTSDがアメリカが放棄した向精神薬(SSRI・SDA)で治るのか

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アメリカのPTSD治療研究の希望「電子チップ埋め込み」(失敗は既に確定)

第3回日本精神科医学会学術大会でスライド発表はおもいきり否認され会場からみな逃げ出す。

なぜかポスター発表では一握りの聴衆。
「遅発性・晩発性の発病理由は?」「フラッシュバックのない遅発性・晩発性の診断方法は?」いい質問ではあったが、今までの発表でも「向精神薬が無意識に抑圧された中核トラウマを引き出す」という一番の要に言及した人はいなかった。研究の中核であるがゆえに現在の人類に理解できる人は少ないのかなあ。

「躁鬱病とリーマス」平成八年の初発から長く深く関わってきた本物の躁鬱病の患者さんを見てきて考えるのは「リーマス」は「躁鬱の波を消す」のではなく、患者が自らの躁鬱病を「知る」助けとなり波を制御していくということである。
精神疾患を制御するのは「認知機能」(知覚する、記憶する、考える)なのだと思う。

「うつ病・発達障害妄想」で痴呆化した自称精神科医・愚民患者はその対極にある。