キャッチコピーが「問題作」なんて・・・
天堂荒太の小説をドラマ化したTBS金曜ドラマ「家族狩り」。
実はこれが見ごたえあっていい。
松雪泰子演じる主人公の児童保育司・氷崎游子をはじめ、
このドラマに出る登場人物が、キャラ濃いのばかり。
この濃いキャラクターのアンサンブルが、
家族とは何か?生きるとは何か?と視聴者に訴えかけるんだよね。
このドラマの中でも、ワタクシが仰天したのが、游子の父親を演じる井上真樹夫。
井上真樹夫といえば、「ルパン三世」の(三代目)石川五右衛門、
「キャプテン・ハーロック」のキャプテン・ハーロックなど、
アニメの”かっちょええキャラ”やらせたらピカイチの声優のイメージが強い。
その井上真樹夫が、アルツハイマー病を患った父親を演じているというのだから、
第1話見て、仰天したわ。
それにしても第1話の視聴率は10.5%なのに、第2話で6.9%とかなりの下落。
(視聴率は関東地区のもの。ビデオリサーチ調べ。)
「ケイゾク」の植田博樹プロデューサーと、
「安堂ロイド」「MOZU」の製作プロダクション・ROBOTとタッグを組んだのに。
こんな内容の濃いドラマ。
見ていないなんて、あ~もったいない。
ひょっとしたら「問題作」が仇に?