また1つ、ハリウッドの「日本化」が進んでしまった。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio
2014-07-20 15:00:00

また1つ、ハリウッドの「日本化」が進んでしまった。

テーマ:映画な話

三連休。

初日のJリーグ観戦の疲れが残ったまま、行きつけのシネコンまで、

トム・クルーズ主演の「All You Need is Kill(原題:Edge of Tomorrow)」を見る。

「よくわかる現代魔法」で知られるライトノベル作家・桜坂洋のもう一つの代表作を、

ワーナー・ブラザーズがVIZメディア(小学館・集英社グループ傘下)と組み映画化。

「日本のライトノベルがハリウッドで映画化!」

のアオリに釣られて見たんですが、海外展開を考慮し、一部設定を変えているものの、

スピーディー感がパネぇって感じたわ。


謎の生物「ギタイ」が地球を精力的に強襲し、人類は窮地に追い込まれた。

防衛軍は「ギタイ」と互角に戦えるよう、戦闘用パワードスーツを開発し、互角に戦ってきた。

「ギタイ」との戦争に巻き込まれて、広告代理店が倒産し、防衛軍に入ったウィリアム・ケイジ少佐は、

実戦経験がないまま、ヒュースローの前線基地に左遷され、最前線に送り込まれる事に。

「ギタイ」の待ち伏せに合い、次々と同僚が殺され、

ウィリアムは同僚が持参した「対人用地雷」を擬態に押しつけ自ら犠牲に。

普通なら、物語は主人公の死で終わりだが、


爆破された途端、ウィリアムはヒュースローの前線基地に。

最前線に赴く前の状況になってる。

その後、何度か戦死し、最前線に赴く前のヒュースローの前線基地に戻る。

その謎を解き明かそうと、ウィリアムと同じ状態になっているリタ・ヴラタスキ軍曹と出会う事に。


トム・クルーズの必死感に、

ソニーピクチャーズイメージワークスのリアル感あるVFXが融合した事で、

濃厚なSF映画として見事に昇華された。

ラストのルーブル美術館での決戦は、壮絶すぎたわ。


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