一般質問の動画はこちらをクリックしてください。
広島市議会録画中継にリンクします。
6月9日、広島市議会本会議での一般質問をしました。2回目となります。
緊張しますが、初質問から一年が経ち、一回目よりは少しだけ気持ちが落ち着いていました。
まずは冒頭、オバマ大統領来広について触れ、被爆地訪問の意味を考えながら質問に立ちました。
広島にもっと多くの若者を呼び込み、何かを感じてほしい。修学旅行の誘致について質問しました。
またその外国版である訪日教育旅行について。国の方針としてこれから前向きに検討していますので、他都市に遅れをとらないよう、通訳や習慣への対応を求めました。
次に広島市平和教育プログラムについて。12年間の反復学習ができる広島独自の取り組みですが、これを市立校だけでなく、近隣自治体や私立にも展開できないか、という質問です。
そしてご近所の困りごと、空港通りの残された区間の整備です。現在工事中のところがまだ当分かかりそうですが、その後間髪入れず継続すべきではないか、と問いました。
そして今回の主眼、サッカースタジアムについて。今のところ、宇品の、みなと公園が「優位」とする広島市。なにをもって優位とするのか、ということを質問しました。港湾関係者が懸念する物流の阻害について、いまだ納得できる回答はありません。そもそも主な使用者が「宇品なら使わない」と明言したものをつくるのか。神戸市に視察に行った内容を盛り込みながら問いました。
最後は私の市議会レポートにも書いたように広島市の子ども医療費補助制度の不備について。全国でも類を見ない二段階の所得制限に、高い自己負担金。子育てという観点からすれば、絶対におかしい。
答弁のあった後の追加の質問では、サッカースタジアムを宇品に建設する場合、港湾法第39条、40条に定める土地の用途と建設しても良い建物、という縛りに抵触するのではないかということを聞きました。港湾法には、臨港地域内の分区と言う概念があり、みなと公園は「修景厚生港区」となっています(県の条例による)。ではこの規制の中でサッカースタジアムは建設可能なのか。
そして今回私が最も聞きたかった質問。なぜ、サンフレッチェとの直接対話、つまり報道で言うところの4者会談を行わないのか、その理由は何か、ということです。
答弁は長くなるのでここでは書きませんが、4者会談は、まだその段階ではない。広島港港湾条例に従って進めているので、港の賑わいと港湾機能強化は矛盾しない、ということでした。
本当にそうなのか。私は、これからも食いさがるつもりですが、今日の質問は、今後の取り組みについていろいろ見えてきた、自分にとって意味のあるものだったと思います。またひとつ、いい経験をさせていただきました。