一昨日の日曜日、話題になっている『橋下大阪市長VS桜井在特会会長』の動画を見ました。

 結論から言えば、

『これで「維新」は終わった』

というべきで、橋下の敗北、桜井の勝利と見て間違いありません。

 なぜかといいますと、桜井会長が立ち上がって橋下市長に向かおうとした際、橋下のほうも立ち上がって向かおうとしているこのシーンで分かります。

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 本当なら、橋下市長の方は堂々と座っているべきでした。そうなれば、職員全員が桜井会長の元に向かい、取り押さえた後につまみ出すことができたはずです。しかし、橋下市長はそうせずに桜井会長と土俵に立ってしまいました。これでは、桜井会長のペースに巻き込まれるだけです。

 しかも、橋下市長は『大阪市長』という公職にあることすら忘れて、桜井会長に対し、

『お前』

といった政治家、としての品性を疑うような言葉を連発していました(恐らく普通の弁護士ですら使わない言葉)。恐らく大阪市役所の中でも(あるいは橋下が府知事時代の大阪府庁の中でも)配下の職員たちに対し、同じような言葉を使っていたのではないでしょうか。これでは、いくら彼が正しいことを言ったとしても、これでは、受け入れてくれません。

 あの”討論会”のあと、マスコミ各社は大幅な編集を加えて桜井会長を悪者扱いし、辛坊次郎が橋下をフォローしましたが、この”討論会”の模様の動画は半永久的にネット上に残り(消すとかえって増えますw)、多くの人の目に晒されますから、橋下の政治生命はこれで終わった、と見るべきでしょう。仮にまた大阪市政から逃げるようにして国政に打って出たとしても大阪の選挙区こそは(つまり橋下個人は)勝利するでしょうが、他のところで大敗北して橋下個人と数人だけが残るかたちになり、

『維新の会』

事実上、終わりを告げるでしょう。

 一方、桜井会長の方は、本人自身が

『政治(家になること)に興味がない』

という発言、そして、自らの著書をマスコミに見せるかのごとく立てたその行為から、この”討論会”は、

『自ら率いる「在日特権を許さない市民の会」の活動及び自著の周知』

にあったと考えられます。

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 そういう意味においては、彼の目的は十分に達成されたものと考えられます。何しろ、あの”討論会”以後、彼の本『大嫌韓時代』の売れ行きは伸びましたから。

 とはいえ、この動画自体の感想は、

『健康に悪い』

ことこの上なかったですけどね・・・・・・。

 以上で、今回の記事を終わりたいと思います。