大手マスコミの世論調査が発表され、自民党が300議席を獲得する可能性が浮上していますが、反自民系の人達はこれを必死に「デマ」だの決めつけて否定しようとしています。私は自民は大っ嫌いで、彼らの議席が0になれば良いと思っていますが、それでも冷静に情勢を分析すると同じ様な数値となりました。

まず第一に、マスコミの世論調査は組織票や投票率などを配慮している点を頭に留めておく必要があります。例えば、創価学会のような宗教票や公務員票(自衛隊、警察など)は自民党系に流れ込み、日教組票や労働組合票は野党側に行く事がほぼ確定しているのです。この時点で自民党側は1000万票以上を獲得することを読み取ることが出来ます。
そして、浮動票は非自民系に行き易い事から、投票率などを組み合わせて計算することで大雑把な選挙結果を弾き出す事が出来るのです!

ちなみに、日本の公務員数は合計で約400万人くらいとなっています。公務員には多くの家族が居る傾向が見られることから、一世帯3人で計算してもこれだけで約1200万人。更には創価学会だけでも500万世帯(公式では827万世帯)以上も信者が居るわけで、それらを合わせるだけで自民党側が2000万票くらいは獲得することが確定します。
有権者数は1億425万人となっているので、仮に投票率が50%だとすれば、約5000万人が投票することになるでしょう。野党は政党が複数あることも考慮すると、結果的に自民党の圧勝が予想されるのです。

しかも、年末の選挙というのはほぼ必ず投票率が下がります。ただですら争点がぼやけている状態なわけで、これらを全て合わせると自民党が300議席を獲得しても不思議ではありません。2009年に民主党が300議席を獲得しましたが、この時の投票率は過去最多の69%でした。今回は50%以下になる恐れもありますし、現時点で発表された大手マスコミの予測はかなり正しいと分析することが出来ます。

後、過去数十年の結果を見てみると、日刊ゲンダイのような雑誌は情報数が少ないということもあり、基本的に選挙予測は当てになりませんので注意が必要です。マスゴミとか言う前に、彼らの情報やデータがどうやって出ているのか冷静に分析をしてください。情勢が分からなければ、ちゃんとした選挙戦を行うことも不可能だと私は思います。
*農協に関してはTPP等で自民党の推薦を止めるかも。


☆公務員の数
URL http://www.jinji.go.jp/booklet/booklet_Part5.pdf

20141204111423sdofiop01.jpg

☆創価学会
URL http://www.sokanet.jp/info/gaiyo.html

20141204111525sdoif02111.jpg

☆宗教法人数
URL http://www.bunka.go.jp/shukyouhoujin/gaiyou.html

20141204111144asoiods01.jpg

☆組織票
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%A5%A8

引用:
組織票(そしきひょう)とは、選挙などで各種団体などの組織がもととなって特定の候補や政党に投票する票のことである。
「組織」とは例えば、組織の規模が大きい専門職の公務員(自衛隊、警察など)、業界団体、労働組合、利益団体、宗教団体、人種・民族(多民族国家の場合)などがこれにあたる[1]。組織票はその組織の団結が固いので得票数も安定しており、浮動票と異なって棄権も少ない。「低投票率なら組織力の強い政党や候補が有利」という選挙予想はマスコミなどでよくみられるところである。大規模な組織では候補者(いわゆる族議員)を出し支援する例も見られる。
:引用終了

☆東京新聞 自民 過半数から大幅増も 衆院選序盤情勢
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014120402000147.html

引用:
 本紙は三日、第四十七回衆院選(十四日投開票)について、共同通信社と本紙などが行った電話世論調査に、独自取材を加味して序盤情勢を分析した。自民党は、単独で過半数(二百三十八議席)を確保し、大幅に上積みする情勢。ただ、世論調査では小選挙区、比例代表とも五割前後が投票先を決めておらず、情勢次第で状況が大きく変わる可能性がある。
 公示前に二百九十五議席あった自民党は、小選挙区の多くで有利な戦いを進めており、比例代表十一ブロックでも民主党などを大きく引き離している。総裁の安倍晋三首相が勝敗ラインとする「与党で過半数」を自民党だけで上回る情勢。
:引用終了

☆衆院選世論調査で自民300議席超の勢い 小選挙区、比例代表で優位
URL http://www.sanspo.com/geino/news/20141204/pol14120405040006-n1.html

引用: 
 共同通信社は衆院選について2、3両日、全国の有権者約12万1700人を対象に電話世論調査を実施。自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公示前の295議席を上回る300議席超を獲得する勢いだ。

 自民党は定数295の小選挙区のうち、230以上の選挙区で優勢。11ブロックの比例代表(定数180)でも他党に大差をつけ、過去最多の80議席台も現実味を帯びている。自民党単独で衆院過半数(238議席)を大きく上回りそうだ。
:引用終了

☆「衆院選に関心」69%、前回下回る…読売調査
URL http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141203-OYT1T50110.html

引用:
 読売新聞社の全国世論調査で、今回の衆院選に関心があると答えた人は、「大いに関心がある」29%と「多少は関心がある」40%を合わせて69%となった。
 戦後最低の投票率59・32%(小選挙区)を記録した前回2012年衆院選時の81%を12ポイントも下回っており、投票率の低下が懸念される。
:引用終了

☆岐阜県内全区で自民優位 衆院選情勢、本社世論調査
URL http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141204/201412040918_23842.shtml

引用:
 安倍政権2年間の政策や運営を審判する衆院選は、県内の小選挙区で序盤から激しい舌戦が繰り広げられている。岐阜新聞社は3日までの2日間で、県内五つの小選挙区に14人、比例代表東海ブロックに県内の4人が単独立候補した選挙の情勢を探るため、世論調査を実施。取材も加味して情勢を分析した。小選挙区は、いずれも自民の候補者が優位に戦いを展開。比例代表も自民がリードしている。ただ、小選挙区では5~6割の人が「投票先をまだ決めていない」としており、投票日までに情勢が変わる可能性もある。(敬称略)
:引用終了

☆【とちぎ衆院選】自民1、4、5区でリード 栃木県内小選挙区 本社世論調査
URL http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141204/1798757

引用:
安倍政権の2年間に審判を下す14日の衆院選投開票を前に、下野新聞社は2、3の両日、電話による世論調査を行い、取材を加味して県内5小選挙区の情勢を探った。

 自民、民主に共産を加えた3党と、無所属の計14人が立候補しているが、3区は自民前職と無所属前職が競り合う展開。2区は先行する自民前職に民主前職が迫る接戦となっている。
:引用終了