早発性認知症→統合失調症、自然治癒したPTSD・神経症(フロイト型PTSD) | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

早発性認知症→統合失調症、自然治癒したPTSD・神経症(フロイト型PTSD)

統合失調症はクレペリン→ブロイラー→クルト・シュナイダーと定義が変わってきたが、DSM-5でクルト・シュナイダーの一級症状の特別扱いが消えた。
統合失調症と統合失調症に似たPTSD・神経症を区別することができないからである。
最初のクレペリンの「予後不良」の定義が「自然回復」により壊れてブロイラーの「連合弛緩(解離)」に変わり、かえってPTSD(ヒステリー)が全部統合失調症になった。

「うつ病(PTSD・神経症)が治った」というのはたまに見るが、「断薬」という条件があれば「自然回復」もありうるのでは。重度PTSDは無理だろうが。