人事 | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

人事

CSのファイナルが始まりました。

セは阪神が勝ちましたから、面白くなってきました。
巨人は投手陣に不安を抱えるので、今日の試合いかんでは阪神が有利になるかもしれませんね。

甲子園で打てなかった打線も、ドームという打者にアドバンテージな球場で生き返ります。

パはホークスが勝ちました。

ホークスは秋山さんがこのタイミングで辞任を表明したのが、どう影響するかな?と思っていましたが、昨日の勝ちで大きく前進しました。

ただ内輪で言えば、コーチ陣にとってはチームの勝利よりも自分の生活の方が心配でしょうから、チームがまとまるかどうかで言えば不安は残ります。
監督が変われば、首脳陣も大きく変わりますからね。
コーチの関心ごとの多くははそちらに移行します。

まぁ、勿論、試合になれば全て集中するでしょうけど。

この手の話で思い出す事があります。
私が現役3年目でしょうか、このシーズンの途中、監督が辞めてしまいました。
監督さんが連れてきたコーチは途中で辞める事出来ませんから、続けていましたがシーズンも終わり頃になると就職活動を露骨に始めていましたね。

あるコーチは、試合中ブルペンで「何か良い仕事ないかな?」なんていつもこぼしていました。
これまで厳格なコーチが、試合そっちのけでしたから、当時の私は少し拍子抜けしたものです。
その方のその後で言えば、他球団でコーチをしましたが、球場で選手を厳しく指導する姿を見ても
とても認める事は出来ませんでしたね。

まぁ、この世界、分かりやすいものです。