『ファイティング・タイガー』 | TAKism by みーや

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☆映画と拓ちゃんとアクションが大好きな私の気ままな日記です☆

『ファイティング・タイガー』(2013年・原題「MAN OF TAICHI」)








監督:キアヌ・リーブス(基努・里維斯)
アクション監督:ユエン・ウーピン(袁和平)
出演:キアヌ・リーブス(基努・里維斯)、チェン・フー(陳虎)
    ユー・ハイ(于海)、カレン・モク(莫文蔚)、サイモン・ヤム(任達華)
    イコ・ウワイス(基朗辛野)、サム・リー(李璨琛)
    平田康之、イエ・シン(叶青) 他
    




タイガー・チェン(チェン・フー)は宅配の仕事をする傍ら太極拳を学んでいる。
その才能と太極拳への無垢な想いにドナカ(キアヌ・リーブス)は目をつける。
師匠の住む寺が老朽化し、都市開発のために取り壊されることになる。
それを防ぐためには改修が必要で、その資金を稼ぐためにタイガーは
ドナカに言われるままに密室での他流試合を繰り返すようになる。
そこで負けた者は二度と帰ることはなかった……



DVDで観ました。
キアヌ・リーブス監督作品。
主演のチェン・フーは「マトリックス」でスタントをしていた人。


ドナカに呼ばれて初めて彼のところに行ったタイガーに
不意打ちで襲いかかるMMA選手(ジェレミー・マリナス)。
このバトルでもう、私は全てを持って行かれましたね。
もう、興奮しちゃって!
好きだな~こういうの!

ちなみにこのMMAバトルの相手は
「ウルヴァリン」「グリーンホーネット」「エクスペンダブルズ」
「シャーロック・ホームズ」などでスタントをしていた方だそうです。

FTmma


主人公がお金のために闇試合にのめり込んで行く、という
ありがちなストーリーではあります。
表では正式な武道の大会に出場しながら
裏では無法なバトルを繰り広げるうちに
やがてタイガーは太極拳の精神を忘れ
殺人マシンのようになっていくのです。
壊れていく彼を見るのがまた楽しい、
まるで自分がドナカ(キアヌ)になったような気分で。
やっぱり私はちょっとおかしいのかな?(笑)

試合の相手たちは様々な流派の使い手で
見応えじゅうぶんです。

南拳、テコンドー、ボクシング、散打、鶴拳、
モンゴル式、ハードスタイル、シラット等々…



FT鶴拳


FTモンゴル


FTユーリ


FT龍


FT散打


FT2-1


FTハード


どのファイターも凄いのですが
やはり目を引くのは「ザ・レイド」のイコ・ウワイス(シラット)。
彼を倒すわけにはいかないからか、
彼とは真剣には闘わないのですけどね。


FTイコウワイス


南拳のジュ・クン(鞠坤)はこの映画の副アクションアドバイザーで
「エクスペンダブルズ」や「スピリット」でジェット・リーのダブルだった人。


FT南拳


カレン・モクは違法な試合を捜査する刑事で
その上司がサイモン・ヤム。
サイモン先生がチョイ役なのはちょっと残念だけど。


キアヌが悪役に徹しているところがいいです。
数々の主演でヒーローを演じた彼だから
つい自分を良く描いてしまいがちだと思うけど
そうではないところが逆にナイスです。
キアヌが乗ってる車がまたカッコいい!


タイガー・チェンのアクションはもう文句ないんだけど
どなたかも感想に書いておられたんだけど
残念ながら、ルックスに「華がない」。
無垢で純粋な太極拳の達人を演じるから、とはいえ
映画なんだからやはりルックスも大事。
ヘアメイクさんとスタイリストさん、
もうちょっとなんとか…という感じかな。
まぁそれはさておき、また彼のアクションぜひ見たいですね。
とても楽しませてもらいました。





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