天皇 (三皇)
 http://p.tl/82dF
●天皇 (曖昧さ回避)
 
●てんのう、てんおう  http://p.tl/bLuG   12件の用語解説(天皇で検索)
▲天皇 - 日本の古代からの君主の謚号としての称号。
・今上天皇 - 当代の天皇。
・明仁 - 平成年間の天皇。
・天皇の一覧 - 歴代天皇。
・転じて、「○○○の天皇」などと、企業・組織や一定のコミュニティの中で絶対無比の権力や影響力を持つ特定の人物を指す表現として用いられることもある。類似語にワンマン。
▲天皇大帝(てんおうだいてい・てんのうだいてい) - 道教における北極星を司る最高神。
・三省堂 大辞林・--------------------------------------------------------------------------------
 ●すべら-ぎ 【〈天皇〉】
〔古くは「すべらき」か〕「すめろぎ(天皇)」に同じ。
「―のあめのしたをしろしめすこと/古今(仮名序)」
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 ●すめら-ぎ 【〈天皇〉】
〔古くは「すめらき」とも〕「すめろぎ(天皇)」に同じ。
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 ●すめら-みこと 【〈天皇〉/▽皇▽尊】
天皇を敬って呼ぶ語。
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 ●すめろぎ 【〈天皇〉】
〔古くは「すめろき」〕天皇(てんのう)。皇統。
「―の御代万代に/万葉 4267」
〔「すめらぎ」と同源であろうが、どちらが古いかは未詳〕
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 ●てんこう ―くわう 3 【天皇】
(1)中国の伝説上の帝王。三皇(さんこう)の一人。
(2)中国で、天帝・天子の別称。
→てんのう(天皇)
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 ●てんのう ―わう 3 【天皇】
〔「てんおう」の連声〕
(1)日本国憲法において、国民の総意に基づいて、日本国および日本国民統合の象徴と規定される地位、あるいはその地位にある個人。皇室典範の規定により皇統に属する男系の男子によって継承される。明治憲法においては国家元首として神聖不可侵な統治権の総攬者とされた。
(2)皇帝・君主を敬っていう語。〔「天皇」は中国では、古く最高神の意で北極星を神格化した語。唐代に君主の正式名称として用いた。日本では古代の政治・軍事権力の頂点に立つ者を「おおきみ(大王)」といったが、天武朝ごろから中央集権国家の君主として「天皇」の称号が用いられるようになった。律令用語であることから伝統的に呉音読みをする。古くは、神と一体化させて「現神(あきつかみ)」、天照大神の子孫の意で、「日(ひ)の御子(みこ)」などとも呼ばれた。この他、「みかど」「上(うえ)」「上(かみ)」「皇上」「主上」「天子」など多くの名称が使われていたが、明治憲法によって「天皇」の公称が確立。のち1936年(昭和11)、外交文書でそれまで用いていた「皇帝」(emperor の訳語)との併用をやめ、称号は「天皇」に統一された〕
 
 ●時事用語のABC●
・天皇(てんのう)
日本国の象徴
 
明治憲法では、天皇は国会の議決を経ることなく法律制定ができた。さらに軍隊の統帥権があって、軍隊を恣意に動かすことができた。
  
戦後、そういう歴史があったことを重視して、天皇の行為には厳しい制限が加えられた。天皇は形式的・儀礼的な仕事である国事行為だけを行う。天皇が国政にかかわることはできない。
 
天皇家は行政機関の1つとして、宮内庁の監督を受ける。宮内庁は、1949年の総理府設置法にもとづき、総理府の外局として設置された。2001年からは、内閣府設置法に基づき、宮内庁は内閣府に置かれている。
 
宮内庁関係の予算は、2000年度では全体で約189億5000万円に上る。うち皇室費が70億6000万円で、宮内庁費が118億9000万円だ。皇室費が皇族の日常費用や国賓接遇、宮家への支出に当てられるのに対し、宮内庁費は宮内庁運営のための人件費や事務費などに当てられる。
 
現在の天皇家の構成は、天皇陛下、皇后陛下、皇太子殿下、皇太子妃殿下、紀宮殿下の5人だ。その他の宮家には、秋篠宮家、常陸宮家、高松宮家、三笠宮家、仁親王家、桂宮家、高円宮家がある。
 
 ●世界宗教用語大事典●
てんのう 【天皇】
(テンオウの連声)皇帝・君主を敬っていう語。古代中国では最高神の意で北極星を神格化した語だったが、唐代に君主の正式名称となった。古代日本では大王といったが、天武朝の頃から天皇の称号が用いられた。古くは天照大神の子孫の意で「日の御子」とも呼ばれた。
 
 ●Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)●
・天皇
・出典:『Wiktionary』 (2009/09/12 15:09 UTC 版)
・名詞
・天 皇(てんのう, すめらぎ, すべらき, すべろき, すめらみこと, てんこう)
1.日本の古代からの君主の称号。
2.発音: てんのう、すめらみこと、すめらぎ、すべらき
3.大日本帝国憲法(1889年発布)における日本の元首。
4.日本国憲法(1946年公布)における日本の象徴。
5.(てんこう)道教において、北極星を司どる神。天皇太帝。
6.(てんこう)中国の伝説に登場する三皇五帝の一人。
・関連語
陛下、帝(みかど、ミカド)、聖上、主上
上皇、法皇
皇室、皇后、皇太后、太皇太后、皇太子、皇太子妃、皇族、親王、親王妃、王、王妃、内親王、女王、宮家
摂政、関白
宮内庁、宮内省
・翻訳
1.2.3
・英語: emperor of Japan
 
 
 
●てんのう
▲天皇 (地名) - 徳島県美馬郡つるぎ町半田に存在する地名。
▲高知県香南市香我美町徳王子の字名。
▲香川県坂出市にかつて存在した地名、大字西庄字天皇。現在は西庄町。 ⇒ 天皇寺 (坂出市)
 
●てんおう
▲道教における北極星を司る最高神。天帝および天皇大帝を参照。
 
●てんこう
▲天皇 (三皇) - 中国の伝説上の帝王で、三皇五帝の三皇の1人。
 
▲中国の皇帝の尊称。唐の高宗がこの称号を用いた。
 
▲天皇 (朱泚) - 唐代に朱泚が定めた僭年号(784年1月 - 6月)。
▲天皇大帝(てんこうだいてい) - 中国の星座名の1つ。「てんのうだいてい」とも。
 
 
 
●天皇(てんこう)は、道教及び中国神話における神。三皇または天地人三才である天皇・地皇・人皇の一つ。 北極星を神格化した北辰五至尊の一つである天皇大帝とは異なる。
 
天地創造の神である元始天王が、太元聖母と気を通じることによって生まれたとされる。
 
『三才図会』の想像図では、外観上、ほぼ人間と同じ(髭を生やした顔)であるが、体は鱗で覆われており(首と手首にはない)、地皇は部分的に鳥の肉体を有し、人皇に至っては、ほぼ蛇として描かれていることからも、三皇の中で最も人に近い姿として描かれている。
 
●地皇 (三皇)  http://p.tl/rrZn
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曖昧さ回避 この項目では、道教における神としての地皇について説明しています。
 
中国の元号としての地皇については「地皇」をご覧ください。
 
地皇(ちこう)は、道教及び中国神話における神。天地人の三皇の一つであり、また、古代中国の伝説上の帝王ともされる。
 
天皇から生まれ、地皇は人皇を生んだとされる。
 
『三才図会』に描かれた想像図では、顔は人だが頭頂部にとさかを有し(左右には髪が生えている)、肩から胸にかけて羽毛を生やし、両腕は鳥類の脚となっており、人と鳥を掛け合わせた「鳥人」のような姿で描かれている(対して、人皇はほぼ蛇のような姿で描かれ、人としての外観がなされていない)。
 
●人皇(じんこう)http://p.tl/errw
道教及び中国神話における神。天地人の三皇の一つである。また、古代中国における伝説上の帝王。人皇は地皇から生まれたとされる。泰皇(たいこう)とも呼ばれるが、人皇と同一視するか否かは諸説存在する。
 
『三才図会』に描かれた想像図では、胴体が蛇(天皇・地皇には腕が描かれている)で、顔はたて髪のある人外(天皇・地皇は人の顔で描かれている)と、三皇の中でも外観が人間とはかけ離れている。『三才図会』では、外観上、一番人に似ているのは天皇だが、体には鱗が描かれ、一方、地皇は、頭にとさかを有し、羽毛が一部にあり、腕は鳥類の脚となっている。
 
日本においては、神々が治めていたとされる神代に対して、神武天皇以後の天皇を人皇(にんのう・じんのう)と称することがある。
 
●三才図会(さんさいずえ)http://p.tl/M2SW
中国の類書。明の王圻(おうき)の編である。各種の事物を絵と文で紹介しており、特に中国の歴史人物の絵が多数載っているため、日本の中国史の書籍にはこの本から画像を引用していることが多い。しかし、この本の歴史人物の画像は歴史的に根拠があるものではないということで古く清の四庫全書総目提要でも批判されている。
 
なお、日本の寺島良安の和漢三才図会はこの本に触発されてなったものである。
●三才図会にある世界地図・山海輿地全図  http://p.tl/fuhr  http://p.tl/Bm7q