何か変だよ日本人「必死になって日本の古代文明を否定する人たち」

        きのせみかの大和撫子な生活   http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-1132.html   カラ転載

神代文字(かみよもじ)とは、漢字が伝来する以前に古代日本で使用されていたと称される日本固有の文字の総称である。江戸時代にはその実在を信じていた学者も少なからず存在したが、近代以降の日本語学界をはじめとするアカデミズムの世界では、現存する神代文字は古代文字などではなく、すべて近世以降に捏造されたものであり、漢字渡来以前の日本に固有の文字は存在しなかったとする説が広く支持されている。その一方で、古史古伝や古神道の関係者を中心に神代文字存在説は現在も支持されている。

江戸時代以降、神代文字として紹介された文字は実に数十種類にも及ぶ。それぞれ出典となる書籍や発見場所などの名前が付けられている。神代文字存在説側の研究としては、平田篤胤が神代文字否定論から肯定論になって最初の論である『古史徴(こしちょう)』第1巻『開題記』所収「神世文字の論」その後の『神字日文傳(かんなひふみのつたえ)』とその付録『疑字篇』が著名である。また、鶴峯戌申(つるみねしげのぶ)は『嘉永刪定神代文字考』において天名地鎮(あないち)文字を世界のすべての文字の根源であると説いた。三井寺(園城寺)住職の敬光による『和字考』など、これらについて数多くの研究がなされた。その存在説を集大成したものが落合直澄の『日本古代文字考』である。

神代文字は、主に神社の神体に書かれていたり、神事などに使われており、一部の神社では符、札、お守りなどに使用されている。神社に奉納する事もあったようで、伊勢神宮にも神宮に神代文字(主に阿比留草文字)で書かれた品が約百点奉納されている。

神代文字は日本では何故かオカルトと結び付けられることが多い。その為か学者が逆に躍起になって否定する傾向があり、否定する目的以外での研究は殆ど行われていないのが現状である。この状態は明治時代から変わっていない。しかし、海外(特に欧米)では古代文字やペトログラフは研究機関で研究されている立派な学問であり、世界中(アジアでは中国、フィリピン、モンゴル等)で多くの古代文字が見つかっている。日本でもまずは遺跡等と同じように冷静な学問的態度で研究していく事が求められているといえる。

白人以外の文化や文明を認めなかった明治時代と違い、現代では文字が見つかる事は当たり前の事なのである。
古い考えに拘って、執拗に古代日本に文字があった可能性を全否定しようとするのは頑迷な態度といえる。


(Wikipedia「神代文字」より)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%AD%97

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太古神道には霊符と呼ばれる符文が多数存在し、さまざまな神法道術に用いられますが、鎮魂法によって感応すると、確かに魂に響いてくるものがあります。
また、直観力(霊感力)の優れた方なら、一目見ただけでとてつもない霊威を感じるようです。

日本古学 (国学、古道学、皇道学)によると、それらの霊符が文字の元で、簡略化されて人間界に移殖されたものが神代文字とされています。
実際に、大国主神によって2万年以上前に伝えられたとされる病気平癒の神法には、カタカムナ文字(縄文時代以前の旧石器時代のものとされる)に似たものも見受けられます。

『古事記』は、稗田阿礼が記憶していた伝承を口述し、それを太安万侶が編纂したとされていますが、これは「神代文字は存在しない説」が元になっています。
逆に「神代文字は存在した説」を元にすると、それまで各地に伝えられていた神代文字による伝承を、神代文字が読めた稗田阿礼が読み上げ、それに太安万侶が漢字を当て、その後、漢字と万葉仮名が公用語として用いられるようになって神代文字は消えていったということになります。
『古事記』前文には、「元明天皇の代、詔により太安万侶が阿礼の誦する(声を出してよむ)所を筆録し、『古事記』を編んだ」とあり、非常に難解で膨大な量にのぼる『古事記』の内容からみても、後者の考えの方が自然なように思えます。

それにしても、ペトログラフなども日本で発見されているにも関わらず、それさえも「捏造されたもの」とし、「否定する目的以外での研究は殆ど行われていない」というネガティブな状況は一体何なのでしょうか?
そもそも、最初から答えが決まっているのなら、それはもはや「研究」や「学問」とはいえないでしょう。
自分たちの祖先を否定することに必死になる方々の思考回路が、わたしには理解不能です。

(神代文字の例はコチラ)
     ↓
「神代文字は実在する!?」

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