皆さま ごきげんよう

盲導犬「オスカー」の 傷害事件のブログで

盲導犬制度に反対の記事を書きましたが

皆さまから アメブロ、メルマガ合わせて 100通以上

貴重な ご意見を頂き ありがとうございました。



頂いたコメントを 少しご紹介しましょう。

・ 盲導犬に替わる代替システムができるよう願う。

   単独歩行が出来るよう 盲人杖に音や光をつける。

   自動車も 衝突防止のセンサーが 出来ているのだから

   何らかのセンサーをつけるのも ひとつの案。

   盲導犬1頭育てるよりコストや手間がかからない。

・ 盲導犬に替わるロボットを開発すればいい。

・ 盲導犬がユーザーの方に叩かれたり蹴られたりしていて

   盲導犬協会に通報を何度もしたが改善されない。

・ 引退の時期になっても虐待するユーザーが

  手放さない。 (虐待するのに執着があるから)

・ ドリーム・ボックス行はあり得ない。 「お役目ありがとう」の

   気持ちで最後まで看取っていただきたい。

・ 犬は、飛んだり跳ねたり遊ぶことが大好き!甘えることも大好き!

   それを我慢させ、従えさせるのは虐待だ。

・ 近所の某盲導犬協会の訓練を目撃するが

   とても痩せ、虐待だろうと思う訓練も見ることもある。

   ユーザーの方が叩いてる場面に遭遇したこともある。

・ 犬の本性を無視し、人間に徹底的に従わせる盲導犬制度。

   犬らしく自由に生きたい、いや、生かしてやりたい。

・ パピーウォーカーの元で仔犬の時期を過ごし

   盲導犬になる為の訓練を積み、また新しい飼い主の

   元でペットとしてでなく、ご主人の為に 常に神経を

   張りつめ、日々、仕事としてお役目を果たしている。

   老犬になれば、御用済み、そんな盲導犬を見るたび

   涙が出てきます。

・ 盲導犬は 声帯のカットや 狼爪のカットなど やり過ぎとも

   とれる処置をされている。

・ 盲導犬「オスカー」を刺した犯人に対して

 〝器物損壊〟ではなく、〝傷害罪〟を適用すべき。

・ 盲導犬に危害を加えたら 即逮捕、動物を虐待したら

   即逮捕、罰金、前科がつくように法を改正すべき。

   卑劣 かつ 悪質な行為にこそ思い刑罰を課すべき。

   刑務所に入れて懲役を課せばいい。




これは 皆さまから頂いた ほんの一部のコメントです。

御存知ない方もいるようでしたので、

2012年8月13日の 第5回メルマガの記事を

もう一度掲載させて頂きます。



ところで、皆さまは「盲導犬アトム」をご存じですか。

私はかねてから 盲導犬には色々な思いがありました。

盲導犬は、 幼いうちから 犬としての本来の人生を全て奪われます。

盲導犬として訓練 ・ 調教され、食事も、排泄も、休息も・・・全て抑制され、

試験合格後、 盲導犬として24時間365日そして約6年前後

ユーザーの傍で 仕事をしなければならないのです。

盲導犬は、そのような生活を 長年 強いられます。

引退後は、ある施設やボランティアのもとで

伸び伸び 余生を 過ごすなどと言われています。

(本当に そうだといいのですが・・・)

しかし実際は盲導犬としての生活が抜けきれず、

(というより、神経をすり減らし 老体化している)一般の犬として、

犬らしく自由に振る舞うことが出来ないこともあるそうです。

(噂によれば、年老いた 盲導犬を貰ってくれる

里親は なかなか見つからず、 動物管理センターに預けられ
 
“安楽死”とは名ばかりの ガス室に送り込まれることも。

死に至るまで25分もかかります)。 用の無くなった盲導犬を

「今まで 御苦労さま」と 労ってあげられる余生があることを

願ってやみません。

目の不自由な方にとっては、必要かもしれませんが、

私は 盲導犬については そんなに賛成できません。

彼らは・・・

①自由に飛び跳ねることも出来ず

②はしゃぎ遊ぶことも出来ず

③吠えることも出来ず

④只、黙々と盲目の人に仕えるのみ。

一種の「虐待」に近いとも思っています。

 

そんな、ただでさえ過酷な環境と仕事を強いられる

可哀想な盲導犬が、更に派遣先のユーザーによって

「虐待」されているという問題がありました。

それが「盲導犬アトム」です。

問題となった経緯は以下の通りです。

 

※以下、公益財団法人 九州盲導犬協会のHPより

http://www.fgda.or.jp/atom.html

 

平成21年11月

使用者に4週間の共同訓練を実施し盲導犬アトム号を貸与

 

平成21年12月 

虐待通報が入ったため使用者宅を往訪し状況確認と

管理指導を実施。虐待は確認できなかった。

その後2回、往訪し状況確認と管理指導。         

 

平成22年5月 

再び「アトムが痩せ衰えて立てなくなっている」等の虐待通報があり、

使用者宅を往訪し、本人への聞き取りとアトム号の身体確認を実施。

虐待確認はできなかったが、念のため訓練センターに連れ帰り、

翌日獣医師による健康診断を受診、貸与当時よりも体重が2㎏程度

増加していたが犬体に異常はなかった。

 

(私が 写真を見る限り 長い毛の下は 痩せ細り、

お尻を落とし尾も下げて 歩いています。

この辺 通報者・目撃者の云い分とされるものと大きな差があり、

どちらを信じてよいのかわかりませんが、

写真は 真実を 物語っているように見えます。

願わくは、学校や教育委員会などのような “隠ぺい体質”が

この協会にないことを願います。

そうでなければ、言葉が発せられない、

言葉で救いを求めることが出来ない 盲導犬が 可哀想すぎます。 

犬にも 心が あるのです。)

 

平成22年8月 

使用者からの強い盲導犬の使用要望に対し、

障がい者福祉を考慮し、訓練センターでの再共同訓練を実施し、

使用者に戻した。

 

平成22年9月~平成23年12月 

抜き打ちも含め計12回、使用者宅を往訪し、

飼育管理について指導を継続。   この間、アトム号に対する

虐待の場面、痕跡等は確認できなかった。

(本当に そうであったことを願います)


平成24年1月20日 

往訪指導の中で、アトム号に歩きながら排尿をさせてしまう

場面を確認。  使用者自身の問題意識の低下を

確認できたため、翌週の動物病院での健康診断受診後に

盲導犬を引き上げることとした。

 

平成24年1月23日夜

使用者から訓練センターに「アトムがいなくなった」という

連絡が入り、翌24日職員3名が現地に赴きアトム号を

捜索するも 発見できず。

以上がこれまでの経緯です。

 

なお、本件アトム号に関しては、貸与後、健康管理面などを含め

再三再四の指導を行なってまいりましたが、

1月20日の歩行状況が 再び 常態化しているとの

付近住民の指摘、また、この度の失踪という事態を踏まえ、

アトム号が見つかり次第、(公財)九州盲導犬協会に保護し、

再貸与はしない方針です。

 

上記の時系列を辿ると、協会は、最初に虐待の通報があった

H 21年12月からH 23年12月までの2年間、

虐待の確認はできなかったとのこと。

 

今年1月20日の往訪指導中に、アトムが歩きながら排尿する場面を

目の当たりにしたため、ようやく事実確認をしました。

しかし 「使用者自身の問題意識の低下を確認できたため」という表現で、

「虐待」とは明言していません。

授かった盲導犬を愛し、引退時が来てもそのまま飼い続けたいという

ユーザーもいる中で、アトムはどんな悲惨な状況下に

おかれていたのか・・・と思うと、胸が苦しくなります。

 

ネット上の情報(動物愛護団体や事情を知る方の情報)では、

盲導犬なのに ユーザーに引っ張られて歩いていたとのこと。

私も写真を見ましたが、本来盲導犬は 盲人の前方を歩き
 
引っ張るはずなのに、 使用者の左後方を歩きながら

排尿するアトムが写っていました。

歩きながら排尿するという行為は、普通では考えられません。

九州盲導犬協会の話では、アトムは写真に写っている

「あの場所で排尿する癖がついてしまっただけで、

その点については私共の指導が行き届いていなかった」と

話しています。

 

しかし 犬は 必ず 足を止めて排尿します。

歩きながらなぞ 私には 考えられません。

しかも 道路に残っている オシッコの跡は、

ジグザグの形が長く続いており、いかに

アトムが ヨロヨロ歩いているかが 判ります。

 

わずかな量の餌しか与えられず、衰弱し 痩せ細っているという

通報について、同協会は「痩せているどころか

むしろ肥満状態だった」と回答しています。

(写真では ガリガリのようです)

 

不思議ですね。 私には アトムは 衰弱激しく

死んでしまったように思えてなりません。

そして その死体を 誰かが どこかに隠した?!

 

 

どの情報が正しいのか、アトムが“失踪”してしまった今、

知るすべがありません。

しかし1月20日に 動物病院での健康診断受診後に

盲導犬を引き上げることが決定した わずか3日後に

アトムは失踪しています。  これは 大変 不可解なことです。

 

アトムは 自分で ドアを開けて出て行くことが 可能だったのでしょうか?

もしそうなら、なぜもっと早く 逃げ出さなかったのでしょうか?

いずれにしても、“失踪した”アトムの身を案ずるばかりです。

何と 不思議な事でしょう。

 

皆さんからの ニュースを お待ちしています。

  

ところで、先日とんでもないニュースが!!

日本TVの朝の情報番組「ZIP!」の「ZIPPEI スマイル・キャラバン」という

コーナーに出演していた看板犬「ZIPPEI(ジッペイ)」兄弟が、

9日の夕方、車中で熱中症により亡くなりました。
 
ZIPPEI兄弟の飼い主が、兄弟を含む9頭の犬を連れて車で外出し、

犬達を車内に残したまま車を離れ、約1時間半後に戻ると

エアコンが停止しており、犬たちはぐったりしていたとのこと。

そして9頭中7頭が息を引き取ったといいます。

(エアコンが 勝手に止まることはなく、

エンジンを切って 出かけたのではないでしょうか?)


 
新聞に、人間であれば、保護責任者遺棄致死罪に問われる事象だ
 
とありましたが、全くその通り。 海外であれば「アニマルポリス」に

逮捕され、 即 投獄されています。 

しかも、番組に起用されていた2匹は、吠え声がうるさくないように

声帯手術まで受けていて、過去に大変な批判を受けていましたよね。

番組出演のためでなく、大型犬で吠え声が大きく、

近所から苦情があり、そのままでは飼えなくなったので

手術したそうですが・・・。

声帯切除され、あげく猛暑の車中に放置され、

熱中症で亡くなることになるなんて・・・。

どんなに暑く苦しかったことか。

1時間前後で 大型犬が7頭も 息絶えるなんて、

相当な暑さだったと思います。  むごい死に方です。

吠えて助けを求めることも出来なかった犬達のことを思うと、

胸が苦しくてたまりません。

そして 飼い主を 絶対に許せません!!

この人は 一体 どこの誰ですか!?

窓も開けず、ガソリン代か バッテリーをケチって

7頭も苦しめて 死なせたのだとしたら、こんな冷酷・無情な人間に 

犬を飼う権利はありません。 

まだ あります。 CMに出演し 一世風靡した

可愛らしい 白いチワワの“クーちゃん”。

イベント疲れのためか、5~6歳という若さで死亡したそうです。 

ラブラドールの“マサオくん” も 日本中を旅する番組で疲れたのか、

やはり早死にしていると聞きました。