茜色に染まる間に | kentoazumi Official Blog by アメーバブログ

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【茜色に染まる間に】


照りつけた日々の記憶は
気が付けば遠くなっていて
残暑を含んでいる風が南へ逃げだす

君と自転車で逃げこんだ
神社の木陰の中聞こえた
木々の蝉の声も今では

茜色に染まってく
一人記憶に浸る
また季節は過ぎ去って
私だけを置いていくの

気付けば暦もあと少し
寂しさしまって歩いてく

明日からは何をしようかと
考えてはみるけど
伝えられなかった思いとか
何故かちらつく

窓から訪ねてきた落葉
これっからどこへ行くの
その時窓の隙間から見えた空

茜色に染まってく
冷たい風がささる
太陽は沈んでく
何かがこみあげてきた
夕日に背を向けて走り出す

舞い上がる木の葉
伸びた影を
追い越せず夜は
人恋しさに震えてる

早くなってく日没に
凍えそうにはなるけど
色褪せないものがある
巡り合うすべての事が

明日から起こる事
浮かべ一人笑って
歩いてく