アンパンマンの生き方 | 地域猫から社会猫へ・人と猫の共生を図る対策会議 公式ブログ

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東京都でTNRを中心に活動を行う
『人と猫の共生を図る対策会議』(略称:人と猫の共生会議)
里親会の情報、里親募集中の猫ちゃんの紹介、活動報告など随時更新。

アンパンマンという 「絵本」 を読んだことはありますか。顔があんぱんでできた男が365日お腹がすいて飢えている人のために世界中を飛び回り、自分の顔をお腹がいっぱいになるまで食べさせてあげるお話です。アンパンマンは自分の顔が食べられ、だんだんなくなっていくごとに力を失います。へとへとになってジャムおじさんの待つパン工場に帰り新しい顔を焼いてもらうと再びお腹を空かせて泣いている人のもとへと向かいます。

アンパンマンが自分の顔を食べさせてあげるのは人間だけではありません。小さな動物から大きな動物までお腹をすかせ飢えている命すべてに分け隔てなく自分の顔を食べさせ、お腹を満たしてあげるのです。


お外で生きる猫たちにご飯を食べさせてくれる人はまるでアンパンマンのようです。雨の日も風の日も雪の日も、お腹を空かせて待っている小さな命のために、どんなに疲れていてもお金がなくてもみんなに責められても、ただただ、信じて待っている猫たちのために365日自分の命の時間を使い、早くいかなきゃ待っているからと猫たちの元へ飛んでいきます。そうして家に帰り体を休め再びお腹を空かせて待っている猫のもとへと向かいます。


お外で生きる猫たちは自分で望んでお外で生きるようになったわけではありません。

決してきれいな花の咲くお庭を汚したいと思っているわけでもありません。

お外で生きる猫たちは人間を哀しませようなんてこれっぽっちも思っていません。


お外で生きる猫たちは私たち人間社会のように、家がないだけです。トイレがないだけです。食べるものがないだけです。そんな社会の片隅に猫を追いやったのは私たち人間です。だからせめてご飯だけはお腹いっぱい食べさせてあげたいです。


子供たちが大好きな、アンパンマンのように。



3月は休むことなくTNRでした。

明日も明後日も明々後日もです。

昨日も今日も女の子は妊婦さんでした。

きっと明日も明後日も明々後日も女の子は妊婦さんでしょう(情報済)。

でも今いる子たちが少しでも幸せに生きていくために私たちはTNRです。

でももうすぐ出産のママさんはやっぱり産ませてあげたいので保護して産んでもらいます。


願わくば全ての生命がお腹が満たされて幸せでありますように。




とら吉2歳 東京都動物愛護相談センターより引き取りました。

持病にてんかんがありますが毎日の抗てんかん剤で発作は

おさまっています。


主催 人と猫の共生を図る対策会議  

    電話 080-5437-2665
    メールアドレス hitotoneko@nifty.com
    ホームページ http://homepage2.nifty.com/hitotoneko/

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