【特定秘密保護法】
反原発、反消費税、反TPP、遺伝子組み替え食品
反対←テロ活動⇒全て処罰の対象





女性セブンより引用-2013年12月19日号

警察官僚のための特定秘密保護法 公安は笑いが止まらない
http://www.news-postseven.com/archives/20131206_230228.html

「悪法も法なり」。
古代ギリシャの哲学者・ソクラテスはこんな言葉を残している。
翻って特定秘密保護法について、『日本の公安警察』
(講談社現代新書)の著者でジャーナリストの青木理さんは
「法律の体をなしていない、史上かつてない悪法です」と語る。

それなのに、あるいは、だからなのか、安倍政権は怒号飛び交うなか、
数の力で強引に法案を成立させようとしている。
いったいこの法律で日本は、私たちの暮らしはどう変わるのだろう。
私たちはその恐るべき影響力をもっと知る必要がある──。
特定秘密保護法により、国内の一般市民の自由は著しく制限される。
青木さんが語る。

「与党が絶対多数だった小泉政権時の2006年にも、
国際的な組織犯罪を防ぐ名目で、犯罪を2人以上で話し合った
だけで処罰できる『共謀罪』の法案が成立目前になりました。
しかし、小泉首相(当時)が自らストップをかけたそうです。
『おれは治安維持法を作った首相と言われたくない』と言ってね。

今回の法案では、特定秘密の漏洩を共謀、教唆すると処罰の対象に
なり、安倍首相は小泉元首相以上に危険な道を踏み出しているといえます」

簡潔にいうと、ここでの共謀とは
「秘密へのアクセスについて話し合う」ことであり、
教唆とは「秘密を漏洩するよう唆す」ことだ。
つまり、公務員だけでなく、一般市民も特定秘密を話題にしたり、
「教えてよ」と声をかけただけで逮捕されるかもしれないのだ。
しかも秘密の内容が曖昧で、「これでは日本は警察国家になる」
と青木さんは警告する。

「防衛や外交分野に一定程度の秘密が必要なことは理解できなくもない。
しかし、テロ対策などという名目をつければ、
なんでもかんでも秘密になってしまいかねません。
原発の警備活動から交番の場所まで、警察に関するあらゆる情報が
テロ対策名目で秘密となり得ますから、取り締まりを担う警察は
やりたい放題です」

テロは定義上、<政治上その他の主義主張に基づき、
国家若しくは他人にこれを強要>することまで含まれる。

「つまり、反原発、反消費税、反TPPなどを他人に主張すれば
何でもテロリズムになります。
食の安全を守ろうとして、『遺伝子組み替え食品反対』の
要望書を農水省に持っていくだけで“テロ活動”とされて、
処罰の対象になりかねないのです」(青木さん)

そんなバカな──そう思う読者もいるかもしれない。
しかし、そんなバカな目論見こそが、この法案の真の目的
だと青木さんは主張する。

「法案を主導した内閣情報調査室は、
出向してきた警察官僚のたまり場です。
彼らの狙いは、国家秘密を守るのではなく、
警察の権益を広げて拡大すること。
まさに警察官僚による警察官僚のための法案であり、
情報収集を担当する公安警察は笑いが止まらないでしょう」

公安警察は全国に数万人の人員を擁し、
過激派やテロリスト組織、右翼・左翼団体から市民団体まで、
国内のあらゆる“反乱分子”を監視、情報収集を行う。

「対象者を一日中尾行して監視したり、
微罪逮捕や強引な家宅捜索を繰り返すなど、
これまで公安警察の捜査手口は違法スレスレでした。
しかし、特定秘密保護法では、政府機関による
『情報収集の手法又は能力』を特定秘密としており、
公安の捜査手法の隠ぺいに合法のお墨つきが与えられる。
これは、政府への批判を一切封殺した
戦前の治安維持法そのものです」(青木さん)

情報漏洩を防ぐため、特定秘密を取り扱う公務員や民間人に
行われる「適性調査」という身辺調査も、公安警察の独壇場となる。

「法律上、適性調査は所轄省庁が行うことになっていますが、
彼らにはノウハウがないので、公安警察が行うことになるでしょう。
対象者の住所、氏名、年齢から酒癖や経済情報、
家族の異性関係や性癖まで調べられます。
もともと公安警察は重要な情報保持者を徹底的に監視し、
女癖や借金といった弱みを握って、彼らが“S”と呼ぶ協力者
にすることが得意です。
彼らの暗躍により、市民のプライバシーが丸裸にされることは
間違いありません」(青木さん)

しかも、異を唱えようにも、「なぜ」「何のため」に調べるか
は特定秘密のため、調査された本人でも、
知ることができない恐れがあるのだ。

<引用終わり>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



管理人

この特定秘密保護法の内容について、弁護士会の幾つもの団体や
グル-プの方々が、議論し問題提起して熱弁を振るっておられる
訳ですが、その事にも大きな意味があるのは認めます。
しかし、集団的自衛権の時もそうですが、国は、彼らにとって
聞こえの良い都合のいいことだけしか出して来ませんから、
その建前の部分だけを盛んに議論してもあまり意味は感じません。

国会の議論にしても同じです。
特定秘密保護法に関わる公安警察は、多分、笑いながら見ている
ことでしょう。
好きにやってくれと・・・
俺達は好きなようにやれるのだからと、ほくそ笑んでいるはずです。

建前と本音は、いつの場合にもついてまわります。
本音は、建前とは違って、ほとんど表には出て来ません。
恣意的にこじつけたり、拡大解釈によって、大抵のことが出来てしまう
のが、この特定秘密保護法の恐るべき真相です。

公安警察は、伝家の宝刀を手に出来たと大喜びしているでしょう。
権益の大幅な拡大のみならず、彼らにとって都合の悪い人間は、
簡単にやっつけられるようになりました。
国会議員や霞ヶ関官僚とて例外ではありません。
当然、この法案の標的になる訳であります。
この事によって、公安警察の相対的地位は、格段にアップするのは
間違いないでしょう。

特定秘密保護法や集団的自衛権へのパブリックコメントの募集に
しても、内実は、形ばかりの建前だけの形骸化したものに過ぎません。
反対が9割を超えたとしても、笑いながら、ゴミ箱に捨ててしまうのです。

国民が、そのような政治家を選んだのだから仕方ないという人もいると
思いますが、これとて、不正選挙が常態化している実情では、
何をかいわんや・・・です。

特定秘密保護法が施行される12月10まで、残り、あと一ヶ月。
恐らく、ネットなどで情報発信する人間にとっては、
世界が大きく変わるであろうと私は見ています。
歴史的にみても、ものすごく大きな節目になるのは間違いない。
そのことを肌で感じています。

日本の公安警察は、アメリカ戦争屋・CIAの直轄部隊ですから、
もともと、警察の中でも最もタチの悪い連中でしたが、
更に、凶暴化するのは間違いないと思っています。
戦前・戦中の特高警察の再来とでもいうべき恐ろしい暗黒の
時代の幕開けです。

我々、ブロガ-も取締り対象です。
ここまで、既に、多くのブロガ-が、自ら、サイトを閉鎖しました。
法案が施行されてからは、多くの心あるブロガ-の人達が、それぞれ、
否応無く、自主規制を余儀なくされることでしょう。

誰も真実を語れなくなってしまう。
これにて、日本終了とならねばよいですが・・・
いや、もう既に終わっているか。
多くの心ある国民の口封じをされてしまったら、もう、
あと残るのは、無関心の子羊のようなゴイムだけって感じで、
もう、どうしようも無いかもしれませんね。
正直、無力感に陥りそうになります。

日本と国民が、天から審判を下される日も・・・
そう遠くない日にやってきそうな気がします。





ビ―ジ―ズは、好きで良く聴いていました。
メンバ―も3人のうち2人があの世に旅立たれ
もうこの世にはいません。
あと、20年もしたら、私もいないかもしれないなぁ~