PWG:Sold Our Soul For Rock n Roll Part1~Respect~ | コアドラのプロレス研究室

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ロデリック・ストロング vs.ブライアン・ケイジ
ロデリックの奇襲からスパート。ケイジが力でねじ伏せるの図。乱戦で、ケイジが鼻血をだしたり、体格に似合わぬ軽量級ムーブを出してみたりと、自由度高く試合が進んでいます。
オープニングということもあり、やりたい放題なところもありますが、ケイジの体格に似合わぬ身体能力に焦点を当てた試合運びになっています。軽量級のような身軽さと、ヘビー級としてのパワーとを両立させるメリットを見出せるかは不明ですが、PWGのような自由な空間に合わせようとしていますね。
ロデリックもケイジに合わせて運動量の多い試合運びにシフト。詰め込むだけ詰め込んだもののあっさりとした内容です。良いオープニング。


ARフォックス vs.リッチ・スワン
この試合もとにかく自由。踊ってみたり、歌ってみたり、やりたい放題です。しかし、攻防はより高度に、より速く、より高く。これまでの攻防を一つ一つ丁寧に精緻を図り、非常に密な攻防を生み出しました。自由すぎる序盤と裏腹に、中盤から終盤に掛けては人が変わったように素晴らしい攻防の連鎖を紡ぎ続けました。良質な試合どまりですが、好勝負級の内容もいくつか。


ベスト・フレンド(トレント?チャック・テイラー) vs.ワールズ・キューテスト・タッグチーム(キャンディス・リレイ&ジョーイ・ライアン)
キャンディスとやりたくないBFの図ですが、時間をかけすぎです。あの手この手でキャンディスに試合を作らせますが、ただでさえ、小ネタが多いBFなので、ファンマッチとしてもダレてしまう。
スポット、ネタのつめ方は秀逸ですが、5分くらいは縮められる代物。良い試合。


アレックス・コズロフ vs.ロッキー・ロメロ
パートナー対決を意識させる間の置き方です。軽妙な攻防と、パートナー対決を逆手に取った心理戦。間の使い方も素晴らしい。
小技と小ネタが多く取り入れつつも、切り返しのうまさや、サブミッションベースの攻防で堅実な構築。ビッグスポットやユニークな発想は的確です。連続性のある攻防を随所に取り入れていた分、フィニッシュでも反映させてほしかったところはありますが、及第点です。良質な試合。



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試合結果
○ロデリック・ストロング vs.ブライアン・ケイジ
ARフォックス vs.○リッチ・スワン
ベスト・フレンド(トレント?チャック・テイラー) vs.ワールズ・キューテスト・タッグチーム(○キャンディス・リレイ&ジョーイ・ライアン)
アレックス・コズロフ vs.○ロッキー・ロメロ