11月14日は、
黒木睦子さんに仕掛けられた
スラップ訴訟(憲法違反)初公判の日!
黒木睦子さんツイッタ-サイトより
https://twitter.com/mutsukuroki
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あすは、宮崎地方裁判所延岡支部(2号法廷)午前10時から
第一回口頭弁論がおこなわれます。
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原告:株式会社日向製錬所 代表取締役 中見里 徹
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被告:黒木睦子
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スラップ訴訟とは?
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公の場で発言したり、あるいは政府・自治体の対応を求めて
行動を起こした権力を持たない比較弱者に対して、
企業や政府などが恫喝、発言封じの為の報復的な訴訟
つまり「公的に声を上げたために民事訴訟を起こされること」です
http://slapp.jp
黒木睦子さん
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検査機関で、フェロニッケルスラグが「無害」と出ました。
しかしそこから染み出る水が「有害」と出ています。
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宮崎県日向市
「産業廃棄物のゴミの山が目の前で非常に困ってます」
http://blogjima.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
「環境基準値の鉛210倍、ヒ素50倍、フッ素20倍、総水銀15倍、
カドミウム3倍、セレン3倍…」←ひどいことが起きてる!
フェロニッケルスラグ沈殿池の水質検査
http://blogjima.blog.fc2.com/blog-entry-35.html?sp
第一工区地権者 鈴木要さんが、
「水でも土でも、あんたどもが好きなごつ検査してみない、
土地に入っていいから。」と言われたので、
行政に水質検査を頼みましたが、市役所はする必要がないと、
断られました。
日向保健所に行っても取り合ってもらえませんでした。
自分たちでするしかないと思い、検査機関を探して検査技師の教えに
そって、水を汲み検査機関に提出しました。
私たちが行った水質検査は、
有害と出てる検査報告をいただきました。
初めは市役所の環境整備課は「水質検査をする必要がない。」と
言ってましたが、有害と出た検査報告を受けて日向市役所はその後、
水質検査を行いました。
日向市がする水質検査に立ち会って下さいという事で、文書が来ました。
クリックどうぞ
日向市役所からの依頼書
旬刊宮崎新聞社と、現場の取材で沈殿池付近に行きました。
そこで、ゴミの山の状態をカメラで撮影したのですが、
沈殿池に行ってみたところ、中の水が透明になってました。
そして、水の中の土が見えてるのです。
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私たちが水を汲みに行ったときは、水は黒く濁っており、
下の方の状態は黒くて見えませんでした。
吐き気がくるような異様な臭いもしてましたが、
臭いも全くなくなってるのです。
「なぜ、水を入れ替えてるのですか?」
市役所の環境整備課に聞きました。
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「水質検査前になぜそういうことするのですか?」
黙って何も言ってくれません。
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「(有)サンアイが工事施工しているので、
(有)サンアイに聞いてみたらどうですか。」
と言われるので、(有)サンアイに行きました。
当時の(有)サンアイの社長は佐藤勝伸さんでしたので事情を聞くと、
「水やら入れてねえって!!」と、怒ってどうしようもないのです。
私は、「なぜ、水を入れ替えたのか?土が入ってるのか?」と
質問しているだけなのに、怒って話しにならなかったです。
市役所も、黙って何も答えてくれないし、
(有)サンアイは怒って話になりません。
なぜ、水質検査前にそういう事したのか
説明ができないなら納得いきません。
意味も分からず、立ち会う事は出来ないので、
わたしたちは行政の行う水質検査の立ち合いを断りました。
それでも日向市役所が立ち会って下さいと言って来ます。
わたしたちは既に検査を終えてます。
なぜ、執拗に立ち会ってくれと市役所が言うのか意味が分かりません。
くろき 「なぜ、立ち会わなければいけないのですか?」
環境整備課 鳥越課長
「くろきさんから見てもらって、間違えなく(検査を)しましたよ、
という感じですね」
くろき 「それだったら、日向保健所や県も立ち会うし、
新聞社も来るから良いのではないですか?」
環境整備課 鳥越課長 「・・・。」
くろき
「なぜ、水を入れ替えてるのですか?
土が入ってるのですか?その説明をはっきりして下さい。 」
と、言うと
環境整備課 鳥越課長 「説明できません。わかりません。」
くろき
「はっきりとした説明も出来ない、そんな状態で立ち会うことは出来ません。
県も日向保健所も立ち会うなら、行政側で責任もって検査すればいいと
思います。
意味も分からないまま納得しないまま、私たちがあなた達の検査に
立ち会って、「ほら、くろきさんも立ち会ったでしょ、」と、言われたら
何も言えません。
わたしたちは検査は終えてます。二度も三度もしません。」
行政側の水質検査は平成24年10月10日に行われました。
日向市役所、日向保健所、県、(株)日向製錬所、(有)サンアイ、
地権者、新聞社が立ち会ったようです。
行政側が行った水質検査の結果は、無害と出てます。
同じゴミの山、同じ沈殿池で採取した水で違いが出ました。
違いが出る方がおかしいと思います。
※宮崎県衛生環境研究所は県の検査機関です。
なぜ、別の検査機関を使うのでしょうか。
文書で書いてる一般の事案には対応できない、
という意味がよく分かりません。
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管理人
いよいよ、明日14日は、スラップ訴訟の初公判の日です。
皆さん、大いに注目しましょう。
実は、この日、私も現地に行きたかったのですが、仕事や所用が
あったので、行くことは叶いませんでした。
いずれ、何回目かの公判には駆けつけたいと思っています。
しかし、本当に酷いものです。
問題の水質検査に到っては、相手の会社は無論のこと、
行政も検査機関も、み~んなグルのようですね。
行政の言っていることや対応は、まるで、スラップ訴訟を仕掛けた
日向製錬所の立場を擁護しているとしか思えません。
日本各地から、多くの注目が集まっている今回の訴訟事件
ですが、やはり、一番肝心なのは、地元・日向市の市民を
巻き込むことだと思います。
あれだけの水質汚染が確認されたのですから、いずれ、その影響が
地元民に出て来るのは確実です。
その事実を日向市民に訴えていくしか方法は無いと思います。
そういった知恵を黒木睦子さんに伝えてくれる人は誰かいないのでしょうか。
こういった問題は、まず、地元民が騒がなければ、どうしようも無い。
それにしても・・・
スラップ訴訟は、明らかに憲法違反を犯しています。
何故、その事実をみんな取り上げないのでしょうか!?
しかも、捏造や隠蔽まで堂々と罷り通っている。
これは、もはや、憲法違反を犯しているといった事だけではなく、
平然と犯罪が行なわれている訳です。
これを見過ごすようでは、この先、
我々は、何も言えなくなるのではないでしょうか。
しかし、このような水質汚染による公害問題において、
既存のマスメディアは、事務的な極めて冷淡な報道しか、
今日までやって来ていません。
企業や会社がスポンサ-なので、期待する方に無理がある
のは以前より分かっていましたが・・・
一番国民に伝えなければならないことは、
公害の被害を蒙った市民が、一体どうなってしまったのか!?
どのような悲惨な結末を向えたのかを詳しく、国民に知らせること
だったのではないでしょうか。