
スピリチュアル心理カウンセラー thank you伝導師ナース凛

医療や介護の現場で働いていて、
自らの生活をも振り返ってみて、
気付いたことがあります。。。

薄々感じてはいたのですが、
今不意に言葉になって、
降りてきました

入院されている方や、
入居されている方、
また日常の生活の中においても、
モノに囲まれ、
片付けられないとか、
衝動買いをしてしまうとか、
自分のものを身の回りに積み上げていると、
心なしか安心で、
取り上げられたりすると落ち着かない。


モノによって、
どんどん狭めているタイプの人は、
往々にして、
寂しくて疑心暗鬼な状態にある
・・・ということが伺えます。
これはあくまで個人的見解です

そういう方は、
自分の執着によって苦しまれています。
関わる他者もまた、
一体どうしてこうなっているのか

理解に苦しみ、
優しくできない状態を生み出してしまいます。
相手がどういうタイプだから、
この状況が創り出されているだけのこと。
本人が気づくことによって、
少なからず幸せに気づくことができるのですが、
高齢者のように、
長年そうして生きてこられた方にとっては、
命と同じくらいに、
自分を守り、
自分の存在を示している、
大切な環境であり、
そぅしていないと不安になってしまう・・・、
そんな状況だということです。
長年の習慣は、
外から何を言われても、
変えるとか、
変えようという気持ちには、
なかなかなれませんよね。
モノに囲まれていることを好む方にとっては、
それが一番安心できる空間です。
無理に、
外からの価値感や、
一般的な見解を押し付けることでは、
逆に不安定にさせてしまうだけなのです

私が関わらせていただいた多くの方に、
共通して感じられたことは、
やはり、
寂しい思いを抱え、
誰も理解してくれないと思い、
自ら信じようとすることに恐怖を持たれていて、
モノによって、
自分の気持ちを満たそうとしていることには、
気づかれていません。
でも・・・孤独を胸に抱え込み、
必死に頑張ってこられた方々で、
執着がとっても強い方が多いです。
それが良い悪いのではありません

モノに囲まれた生活を望んでもいいのです。
ただ・・・、
その執着が自分に向けられているので、
多くの人になかなか理解されにくく、
孤独が孤独を生み出し続けているのです。
こういったタイプの方には、
優しく受け入れる関わりが、
とても大切になってくると思っています。
周りから発せられる優しい言葉や、
体の調子を気遣ってもらうこと、
与えられることによって、
少しずつ心の扉を開けることができるのです。
一番大切なことは、
モノに拘る方に限らずですが、
否定をしないこと

外の環境である私たちが、
モノに執着する人のタイプを知り、
心根に据えて、
愛情を持って関わることだな~と、
そういうタイプの方と接していて、
改めて気づきました。
・・・私も一時期、
衝動買いに走っていたときがありました。
欲しいと思ったものを、
思いつきのままに、
自分がどんな心の状態に在るかを省みず、
手当たり次第、

買ってしまうのでした。
衝動買いの後に感じるものは、
満足感ではなく、
『なんでこんなものを買ってしまったんだろう?』
・・・後悔だけでしたが、
自分に気づかなかったので、
その繰り返しをしていました。
学習できないでいたんですね

自分から逃げていたのかもしれません

今はどうか

衝動買いと思えるような買い物をしたとしても、
必要なものが引き寄せられる

後悔することは、
ほとんど・・・そうですね、
ウン・・・ほとんどなくなりました

失敗は成功の元と申しますが、
その時の自分を思い出すことによって、
今目の前にいる人たちの気持ちに、
気づくこともできるものですね。
その人の心が癒されていけば、
あれま・・・不思議なくらいに、
少しずつその方の周りが、
キレイになっていきます。
それは、
あくまで外から見てだけではありません。
その人にとって、
本当に居心地のいい居場所が、
創造されていくのです

このことを考えてみても、
私たちの思い込み・価値感だけで、
その人を判断し、
非難してはいけないなあ・・・と思いました。
人には人の歴史あり。
人の心を開くのは愛情によってのみ

・・・そういうことですね


