昨年秋、香港のSPCAシェルターに行きました。

とても清潔で同じ建物には動物病院も。

里親希望者との面接部屋や、譲渡講習会をするための部屋、小動物舎までありました。

犬舎


猫舎


狭いところに入り込み眠る猫さん。
習性を理解した配置。


昨年夏はウィーン、ドイツで動物事情を調べ、

秋に香港のシェルターへ。
Facebookでレポート書きをしていました。


他国の動物事情を学ぶと見えてくるものがあります。


殺処分が減っているというけれど
ボランティアの数が多い地域は必然的に処分が減るというだけだと尊敬するボランティアさんが言いました。

放棄はまったく減っていません。むしろひどくなっています。繁殖や放棄は止まりませんね。

放棄を減らさないと。何が日本はいけないのか、どう改善すべきか、、。


夏にウィーンに行き、ウィーンの条令に犬に社会性を持たせること、
適度な運動をさせること、という項目があることを知りました。

社会性を持たせる、よって路面電車や地下鉄、レストランも犬okでした。犬は繋がれ留守番ストレスがないから脱走や無駄ぼえの防止につながる。

犬税は環境美化に使われてました。




住宅地には犬の排泄物とり袋が設置されてました。

犬を飼ってない人も、犬税で環境美化されているためうまく共存していました。

ちなみにドイツは犬税は全く違うことに使われてました。ドイツの歴史を調べると年貢の考え方で狩猟する犬、として犬税の背景がありました。


日本で起きている中型犬の脱走による収容の多さ、外飼いでの繋がれ留守番。

ウィーンでは条令に適度な運動をさせることもあげられてました。

散歩時間や発散の程度も脱走対策に比例していくのではないか、と考えました。


救うだけではなんら変わらない、

中型犬の里親募集はあちらこちらでされ、

最近は海外譲渡という方法をとりだしたボランティアさんもいらっしゃいます。

海外の団体さんと連携譲渡の方法をとりだしたボランティアさんもいらっしゃいます。

これから先、動物が安心して暮らせるように変えていくための手段を考えていきたいですね。

とにかく連携しましょう!!