二液反応硬化エポキシ樹脂錆止め、
関西ペイントスーパーザウルス塗布後です。

錆止めは現在、1液型が主流の時代。
一番は施工者の利便性向上にあり、
メーカーもその要望に応えるべく製品の開発を進めています。

しかし、密着性と防錆性能ではまだ開きがあり、当方も何度となく試験塗布は続けておりますが、満足な結果は出ていません。

他社様のように二液混合が面倒だとも思いませんし、秤でしっかり計れば良いだけ。

耐久性を担保するに当然の手間です。


ステップシート剥がし&錆固定化塗料塗布
錆固定化塗料塗布&シート剥がし完了

床研磨乾燥・二液反応硬化型錆止め後

本物件の階段ステップの勾配はなかなか良くできていますが、蹴込板&ササラ桁接合部付近(踏み板奥側)に不安が残るため、カチオン性樹脂モルタルによる勾配調整で、ステップ奥側に水が貯まらないように一回目の処置しました。


一回目のカチオンタイト塗り後。
塗れる厚みは二回塗り最大五ミリまで。

このあとローラー用のカチオンタイトを一ミリ厚で塗り、勾配をなだらかに。

蹴込板方面(正面板)に水が流れると階段裏の溶接部や板の隙間から錆水が出て、新たな不具合を起こします。

それをまず防ぎ、階段全体の耐用性をアップさせるための作業となります。
   
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