日本古来の漆喰の塗料化に初めて成功した製品です。
２９日放送のカンブリア宮殿でも紹介されましたが、
体感できる内装用塗料として当方でも採用しております。(実は外装用もあります)
一番は消臭効果。
この消臭効果を体験してもらおうという事で、発売当時はトイレでの使用を提案するほどでした。
トイレでテストペイントをして効果を確認してから内装全般に塗るというのも一つの方法ですネ。
揮発性有機化合物（VOC）吸着除去機能
当方では化学物質過敏症の方のお宅の内装工事に採用例もあり、ＶＯＣ吸着効果も実証しておりますし、効果としては菌やウィルスも吸着する高機能塗料となっております。
（化学物質過敏症の方の内装施工の場合は塗料をお渡しし、一晩症状が出ないかのテストを致します)
～内装日記～
過敏症の方のお宅で反応の出にくい塗料として発売間もないアレスシックイをご提案。
塗料を仕入れ、塗り板と共にお渡しし、一晩反応が出ないか体験をして頂き。。
塗装開始
↓
併用してＦ☆☆☆☆取得の有機溶剤ニス塗り。
窓開放・強制換気装置による排気措置。
↓
窓枠・壁廻り縁のニス塗り終わり、並行してアレスシックイ塗布。
↓
夕方に少し反応があったものの、夜には収まり、翌朝には全く気にならないレベルに。
↓
建具屋さん到着。新規建具取付。
↓
その晩、施主様に大きな症状出現。。
建具のVOCに反応
↓
翌朝、症状が緩和、その後症状が治まる。
施主様にとっても驚きの効果、当方にとっても驚きの効果でした！
当方も部屋内のクリーンな空気を体感しております。
しっくいのしっとりとした質感も楽しめる塗料。
クロスの上からも塗る事ができます！
新たな市場を塗り替える！これまでにない“塗料”
自動車塗料を軸に成長を遂げてきた関西ペイント。しかし石野は自動車塗料に頼り過ぎていてはいつか限界がくる」と常に危機感を抱いている。その打開策が“付加価値塗料”の開発だ。関西ペイントの最近のヒット商品は「アレスシックイ」と呼ばれる塗料。日本古来の「漆喰」を塗料化したもので、「脱臭効果」や「湿度調整」などの効果がある。本来の「漆喰」は原料も高く専門の職人に依頼しなければ塗れないが、「アレスシックイ」は誰でも手軽に塗れて価格も「漆喰」と比べると3分の1程度。一般家庭でも利用者が増えているという。また、最近では、インフルエンザ菌の繁殖が抑えられるという効果も分かり、病院や保育園などを中心に需要が増加。長年培った技術で、私たちの生活にも役に立つ新塗料を次々と生み出しているのだ。
巻末になりますが、注意点も数点あります。
塗装屋としての観点から申し上げて、よりご理解頂ければと思います。
吸着力は永遠ではありません。
どんな塗料にも永続的に機能を保持する事は難しいと言わざるを得ません。
吸着物質が飽和状態となれば効果は低減してしまいますので、定期的な塗り替えをお勧め致します。
汚れやすいのです。。。が手はあります！
アレスシックイは表層が本物の漆喰のような消石灰の微多孔質な構造のため、
汚れがその微多孔質に刷り込まれてしまい、汚れには弱いと言わざるを得ません。
ただし！そのための手をしっかりと関西ペイントさんは用意しています。
アレスシックイＥＺクリーン(アレスシックイ用防汚処理材)です。
発売当時は１６キロ仕様しかなく非常に高価でしたが、４キロタイプが現在発売されています。
通常の内装材に比べると高い
のですが、効果を体感して頂くと、費用対効果は非常に良いものだと感じます。
メーカーの売り言葉だけでなく、実際に施工した当方もとってもお勧めの塗料です！
