階段裏の塗装作業になります。
踏み板が縞鋼板仕様でない場合、
モルタルを流し込み踏み板を形成。 


⬆縞鋼板


⬆モルタル流し込み前の鉄階段下地。

経年劣化でモルタルと鉄部に隙間ができたり踏み板が劣化して雨水が流れ込むと、最終的にこの凹みに水が溜まります。

それが錆成長の養分を供給し、階段踏み板周りから錆びる、これが階段錆の基本メカニズムです。

更に踏み板は何段ごとにか溶接による組付けが行われますが、その溶接部から錆が始まったり、スポット溶接であることも多いため、溶接されない鉄材の隙間から錆が下方向へ侵食、これが階段裏の錆となります。


一枚目写真の赤い部分が主に溶接箇所で錆発生部。


錆び垂れ。
溶接部を中心に錆びが始まっていることが分かると思います。

研磨をして表層錆び落としと素地荒らし。


錆固定化塗料を発錆部分に丹念に塗布。
その後、通常の2液反応硬化エポキシ樹脂さび止めを。

錆止め完了です。
このあとシリコン樹脂指定色を丹念に二度塗りしてゆきます。

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