ミイラ盗りがミイラになる過程 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

手がかりかも知れない
拝読ブログのエントリ
モラハラ被害者に特徴はあるのか
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-584.html

> 結婚は、
> 夫に権力者という「立場」を、
> 妻に閉塞「環境」を与えます。

う~ん、そうなのか?

追記(2011/02/23):やはり我が家の場合は、別に私は閉塞「環境」にいたわけでもなかったような。物心ついてから、じっとしていることができるタイプではないため、最悪の状況においても私には常に精神的な自由がありました。伯母が脳外で手術の際に私は手術の同意書に署名した後、一人、廊下で手術が終わるのを待っているとき、歴史言語の本を読みました。愉しい。

言語と先史時代 (1970年)/ハンス・クラーエ

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頭は世界を駆け巡っていました。言語研究で、どのような認識に到達し得るのか?——について、先史時代に関するクラーエの古典です。翻訳書ですが、解説と付録ゆえに、原著を買うよりお得な本です。一箇所、訂正すべきは、Krahe, Hans, “Ortsnamen als Geschichtsquelle” は 1949年に出版されていることです(← ネットで買える:http://www.abebooks.de/servlet/BookDetailsPL?bi=3084780928&searchurl=an%3DHans%2BKrahe%26sts%3Dt%26x%3D77%26y%3D12)。

おまけ。
バビロニアの数学/室井 和男

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どこまでも、“Die Gedanken sind frei” です。


「発想は翼に乗って」

おまけ。



> そう。実は、「監獄実験」そのものの
> 状況下に人を置くのです。その結果ど
> うなるか。スタンフォード大の「監獄
> 実験」が示しているとおりです。
>
> 人は「情況の囚人」です。
>
> そのことが分からずに「個人」を責め
> ている人間は、状況が変わればいとも
> 簡単に「非国民」と言って「個人」を
> 責めることでしょう。

「情況の囚人」で、学校のようなシステムで「いじめ」が起きるのであろうとは推測できます。家でやれば「嫁いびり」とか。


> 人が「情況の囚人」であることを理解
> した人間が初めて強くなれます。それ
> を理解しないままに強いことを言って
> いる人間、個人の弱さを責める人間は、
> 本当は弱いのです。
>
>
> だから、決して自分を責めないでくだ
> さい。

追記(2011/02/23):どういうときに、人は自分を責めるようになるのか?——私には実は理解できていません。私にとっては、誰しも——つまり自分も例外ではなく——原罪を負っているものの、それで己を責める必要はなく、お祈りすればいいことになっているため、問題にならないのでした。こういうところが都合がよすぎると武谷三男先生に言われたところです(← そりゃそうだ……でも、そんなこと言われても今さら変えようがないし……)。言えることは、「自分を責める」のは何だか自己免疫疾患みたいで、不毛なんじゃないかということです。「自分を責めるのは不毛だ」「できないことを反省するのも不毛だ」(← どうしたらできるのか具体的に考えて、考え出したアプローチの feasibility をチェックすればよい)と私は考えてしまうのです。こうして人間的な苦悩が生じない理系バカと言われます(← もちろん、理系バカでも人間的な苦悩のある人もいます)。

それにしても、
> だから、決して自分を責めないでくだ
> さい。
とネットで読める環境であれば、完全な「閉塞環境」というわけでもありませんね。情報を流通させれば環境は変えられますね。



> そして、ハラスメントの被害に遭われ
> たら後遺症に苦しむでしょう。わずか
> 1週間のスタンフォード実験でも、そ
> の後遺症を癒すのに10年もの間、カ
> ウンセリングを続けなければなりませ
> んでした。
>
> しかし、それを乗り越えたときに、本
> 当の強さを身につけることができます。
> そして、その強さを身につけ人は、人
> 生を自分のものにすることができるの
> です。

スタンフォード実験、怖い実験ですね。1週間の後遺症を癒すのに10年のカウンセリングが必要とは。


いじめの直し方/内藤 朝雄

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皆さまも、お大事に。