ブチ切れおかんを卒業するために | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

こんにちは!

ハンサムおかん☆きよみんです。

 

 

「もう!なんで動いてくれないのよ!」

 

 

 

 

子どもたちに対して、

 

 

イラッときているとき、

私の頭の中にあるのは、

自分自身からの

視線のみです。

 

 

「私」の都合通りに

 

 

子どもたちが動かない。

これだけ説明して、

ちゃんと伝えているのに・・・。

今、してくれないと、

「私」が困るのに・・・

 

 

もちろん、

 

 

しなくて最終的には、

子ども自身が困ることも

あるかもしれませんが、

最優先でそれを望んでいるのは、

私自身であることのほうが

多いのではないでしょうか?

 

 

けれど、

 

 

その辺の

「誰が?」

はあいまいなまま、

 

 

「動かない」

 

 

「返事だけで結局忘れる」

「無視されてる」

 

 

 

 

ひとり勝手に

プンプン怒っていること、

よくあります。

 

 

そしてその怒りを

 

 

ぶつけると、

 

 

え?おかん、怒ってる?

 

 

なんで??

 

 

と、

 

 

「オレにはわからん」的対応をとられたり、

さわらぬ神にたたりなし

とばかりに、

スルーされてしまったりして、

さらにヒートアップしたり(苦笑)。。。

 

 

こうなってくると、

 

 

どっちが大人で

どっちが子どもか

わからない状態に・・・

 

 

怒るって、

 

 

かなりのパワーが

必要になります。

 

 

しかも

 

 

後味がかなり悪い。

 

 

なので最近は、

 

 

イラッときたら、

「それって誰が望んでる?」

自分に確認しています。

 

 

洗濯物を

 

 

今すぐ出してほしいのは

私自身。

 

 

でも子どもたちは

 

 

今すぐ出さない。

まずは、

今すぐ出してほしいのは

なぜなのか

子どもたちに伝える。

 

 

でも、洗濯物は出てこない。

 

 

 

 

洗濯機は

 

 

今すぐ回す必要が

あるのかどうか?

 

 

今すぐ回す必要があるなら、

 

 

最後にあと1回冷静に声をかけます。

 

 

時間が少しでも

 

 

調整できるなら、

「○時から洗濯するから

だしてほしい」

と伝えて待ってみる。

 

 

その間、

 

 

子どもたちになったつもりで

考えてみます。

 

 

今、ゆっくりくつろぎたい。

 

 

ゲームから離れたくない。

テレビの前から離れたくない。

 

 

などなど、

 

 

もしかしたら、

自分も子どもの頃は

いろんな理由で

「すぐに動かない」子ども

だったかもしれません。

 

 

ガーッと子どもに

 

 

怒る前に、

子どもの気持ちになったつもりで

今の状況を見てみる。

そして

少しだけ子どもの気持ちを

感じてみて、

そっち側にも

少し共感してみませんか?

 

 

「わかるわかる。

 

 

今そのゲームが

やりたいんだよね。

手が離せないんだよね。

でね、

お母さんは今、洗濯が

やりたいわけ。

今やっとかないと、

困るわけよ。

その洗濯物、どうしても

今日洗わないといけないもの

なんだったら、

今すぐ出してほしいんだけど。」

 

 

洗濯する際には、

 

 

今ある洗濯物は

全部出された状態で

やりたいのはもちろんですが、

明日着る物じゃなかったら、

後で出してもいい。

アリにしてみても

いいかもしれません。

 

 

お弁当箱は

 

 

明日も必要だから、

今日出してもらわないと、

お互いが困りますけどね。

 

 

そんなときも、

 

 

「今すぐ!」

を連呼して怒鳴っても

なかなか動きませんが、

帰宅してから

私が夕食の後片付けを

終了するまでの間に、

子どもたちの様子を見ては

「弁当箱出して~」

と責めずにさらっと

言い続けて、

「まもなく受付終了~」

までアナウンスしていると、

大概出るようになりましたし、

それでも出ないときは、

翌朝洗おう。

も最近はアリにできるようになりました。

(ちょっとめんどくさかったりするけど)

 

 

そして

 

 

ちゃんと出してきたときは、

ちゃんと

「ありがとう」

を伝えます。

やったことに対して、

プラスの反応がないことって

人は喜んでしないと思うんですよね~。

 

 

また、

 

 

怒りに任せて

怒鳴っていると、

子どもたちは

耳を自動的に

ふさいでいるようです。

 

 

まるで

 

 

嵐が過ぎるのを待つかのように。

 

 

なので、

 

 

こちらが望んでいることは

ほぼ伝わっていません。

 

 

伝わっているのは、

 

 

「おかん、

なんか怒ってるで」

ということだけ。

 

 

伝わらないのに、

 

 

無駄なエネルギーを使って、

自分を消耗させるのは、

もう終わりにしませんか?

 

 

すこし

 

 

「自分を抑える」

練習も必要になりますが、

できるようになったほうが、

自分が絶対に

楽です。

 

 

それを望んでいるのは

 

 

誰なのか?

子どもは今どんな状況にいるのか。

感情をぶつけず事実のみ伝えるには、

どうしたらいいのか。

それは本当に今すぐ必要なのか。

自分も子どもも気持ちよく動くには、

何が必要なのか。

動いてくれたことに対して、

ちゃんと反応しているのか。

 

 

それを考えつつ、

 

 

日々のいろんな場面に応用して、

お互いが気持ちよく動ける状態を

今すぐではなく、

気長に作っていくこと。

それを待つ気持ちを

自分の中に育てていくこと。

 

 

子育ては焦らず急がずです。

 

 

回り道に見えるかもしれませんが、

急いで無理やり

力づくで動かそうとすれば、

いつか反動が返ってきます。

そうならないためにも、

時間をかけてゆったりできる、

自分自身の心の余裕を

まずはどうやったら持てるのか、

合わせて考えたいですね~。

 

 

あ、

 

 

そういう私も、

もちろんそれができない

精神状態のときが

ありますので!!

できない自分を責めないで、

どうやったらできるのかを

考えましょ!







昨日、百日紅の花が咲きました。

季節はどんどん

夏になっていきますね~