休部が決まり、「最後の夏」を迎えるPL学園。強さの一方で、不祥事が重なり、休部へ至った背景は……
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付き人制が直接的に強さに関係しているか?と問われると、個人的には関係ないと思います。

強いのは選手一人一人の野球に対する意識の高さと、競争意識、環境の整備、指導者の指導力、PLのみ教え、その先にある夢や目標への情熱があったからでしょう。

付き人制は人間力形成にとても大きな意味があったと思っています。これはPL出身者なら皆、口を揃えて言います。上下関係も下級生が奴隷扱いを受ける、と言う意味ではなく、先輩が後輩を思いやり、後輩が先輩を敬う相互関係の大切さを学んでいるのです。ただそのカタチが血気盛んな高校生アスリート達ですから異質なのだと思っていました。熱い熱い熱い仲間です。

僕は上下関係を履き違えている先輩は尊敬できません。上下関係を大切にしない後輩は嫌いです。

暴力の問題は仕組みではなく個人の問題、家庭教育の問題ではないのでしょうか?暴力を使わずに人を諭す方法や思いを伝える手段を高校生も勉強しなくてはなりませんね。

付き人制度がなくても暴力問題は起きています。暴力事件を起こしている野球部のうち付き人制度がない学校の方が多いのではないでしょうか?たがら、暴力と付き人制と強さを結びつけるのは何だか違う気がします。

それから、僕は「何があっても戦い抜く。ハイレベルな世界で自己を磨きあげる」そんな覚悟を持って入学しました。PLに入る事がゴールなら耐えられないでしょうが、憧れの先輩や、自分達の目標(日本一、プロになる)のためなら歯を食いしばって生活するつもりでいました。

暴力はあってはなりませんが、プロになるためには「そんな事もあるのではないか」と覚悟を持っていました。「その先にあるもの」が違う人達と通過点の議論をしても答えは出ない気がします。

プロの世界に入れば、世の中に出ればもっともっと理不尽な事もあるでしょう。

野球は沢山の人生の教訓を得られるものだと思っていました。そう教わってきました。


冷静に、物事を判断して頂きたいものです。





今年の三年生は本当に大変だったと思います。
PL学園野球部の名を胸に、誇りを持って素晴らしい野球芸術を見せて欲しいと思います!応援しています!






o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」