《イベント参加 & テレビ放送のお知らせ》
7月3日(日)ヤフオクドームで行われる日本ハムファイターズ vs ソフトバンクホークス の試合前に行われるKBCドォーモさんのイベントドォーモデーのイベントに参加します!
このイベントの放送は翌日4日深夜に放送されるそうです。是非、ご覧下さいm(_ _)m
KBC朝日放送ドォーモ の企画。
【 3度目の正直 赤塚120キロへの道 】
野球未経験者の素人が120キロを目指すという企画です。しかも、毎日ホークスの得点分の球数でストラックアウトで生活費を稼ぎながら生活をすると言うハチャメチ企画(^^;;
*初日のキャッチボール
肉体改造に必要不可欠な栄養と休養が満足に確保できない、と言う過酷なものでしたが、どんな状況でも諦めずに挑戦する人をサポートすることが我々のお仕事で、役割、使命ですから…引き受けました。
ちなみに2014年は107キロ、2015年は103キロだったそうです。ただ、投げている映像を見て、可能性はあるなぁ、と感じてました。体重もそれなりにあるし、身体の動き自体は悪くない、ので。
但し、チャレンジ期間は1ヶ月間…。簡単なことではありません。
チャレンジする以上は「出来るか出来ないか」は関係ありません。成功するためにどの道を探るか、です。
たろぽんは野球未経験者なので….心配(想定)はしていましたが、チャレンジ開始から5日目、僕が付添えない週末のストラックアウトで肩を負傷。
直ぐに知合いのスポーツ整形外科医に診てもらったところ大事には至りませんでした。しかし、その後も肩の違和感があり、結局1ヶ月のうち、2週間がノースロー期間となってしまい、行った投球練習は5回だけです。
その間、コビーズの会員さんやスクール生達が代わりにストラックアウトをしてくれて何とか生活を送ることが出来ました。
フィジカルトレーニングは1ヶ月間で出来ることが限られるので、筋肥大でのパフォーマンス向上は真っ先に捨てました。選択したのは『無駄を省き、たろぽんの潜在能力を最大限に引き出す』こと。
トレーニングのポイントは①、まずは土台となる下半身の強化。
今回は特に股関節周りの筋肉の稼働率を上げることをメインに、時にはハードに、時には繊細に行いました。
②、次に上半身。
特に肩甲骨周りの筋肉の稼働率を上げながら、ウォールドリブルなどで腰、背中、肩(肩甲骨)周りの連動性を上げました。
①で作り出したエネルギーを②に繋げるために③コアトレーニングは必須。
スリングトレーニングをメインにメディシンボール、チューブ、パワープッシュ&トレイルなどを用いて行いました。出来るだけ身体全体を使うシステム作りを狙いました。
全て、身体の動きを一つ一つレクチャーしながらやります。それはメカニック指導での指示を明確にし、本人と僕との感覚の誤差を出来るだけ埋めるためです。例えば軸足の使い方を説明する時に「さっきやったトレーニングのアレ。あの感覚やってみて。そう!それ!」みたいな。
一番の難題は、未経験者なので「何が良い感覚なのか分からない」となりまふ。どんなに理屈を話をしても「感覚」は伝えられません。俗に感覚は「練習して自分で掴むもの」と言われますが、今回は時間が無いのでので強制的に指導しました。
何とか、当日までに80〜90%までは持ってこれました。最終段階で2度ほど全力でぶん投げて、脳のリミッターを引き上げる、と言うトレーニングをしたかったのですが2度目のノースロー期間が響いてブッツケ本番になりました(^^;;
最後の確認も修正も出来なかったので、本番は、たろぽんのセンスと運に期待です!祈りです!マジで!(笑)
そして、今回のチャレンジにはコビーズのネットワークをフルに活用してサポートをして頂きました。
メディカルサポーターとしてアスリートワイズパフォーマンスの吉原剛さんが、ストレッチやトレーニングアドバイス、テーピングなどでサポートして下さいました。奥様がやっている雑餉隈駅前のカレーやさんレアレアにも食事面でお世話になったみたいです(*^^*)
そして、このチャレンジを知り、佐賀からボディケアに何度も駆けつけて下さった鳥屋療術所の鳥屋仁さん。
お二人がいなければ、もしかしたらマウンドにすら上がらない可能性がありました。それ位、ギリギリのチャレンジでしたから。そうでなければ120キロを目指すことなど出来ません。やる以上は絶対本気です!!
またお二人とも僕と同じくらい海外経験もあり数々の現場を渡り歩いて来られています。某スポーツの世界チャンピオンもクライアントにいる人達なので貴重なメンタルアドバイスもして下さいました。
他にも、沢山の方がコビーズを訪れ、たろぽんを激励して下さいました。ありがとうございましたm(_ _)m チャレンジャーを応援してくれる方達ばかりで本当に嬉しかったです。そんな人達がもっと、増えると夢のある国になりますね。
チャレンジは必ず成功する、と言う保証はありません。
しかし、そこに飛び込んで行く人達を我々は全力でサポートする立場でいたいと考え行動しています。夢や目標に挑む時、技術、肉体、精神、環境、出会い、あらゆる物が必要になります。チャレンジャーにとって最高のサポートが出来るようにもっともっとハイレベルなネットワークを広げて行きたいと思います。
さぁ、たろぽん。
最後は自分を信じて…
ぶん投げろ!(笑)
*最終調整の様子。良い感じになってきたぞ!
o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす。」