■あくまでも田母神さんを犯罪者にしたい水島
【緊急特番！】田母神事件の現状と報告・訂正 [桜H28/7/2]
https://youtu.be/7BKiuRTjwkQ
田母神さんが横領の件については不起訴となったことを受けて錯乱が緊急特番を組んでいた。
放送の中の水島氏の発言によると主任検事から連絡があったらしい。
その中で水島は次のように述べていた。
「『使途不明金５千万円の行方はどうなったのか、放り出すのか』と問い詰めたが“それはちょっとお答えできません”と言われた」
「（とはいえ）５千万が何らの形で（島本・鈴木・田母神）の３人によって使われたのは間違いない。犯罪があったことは間違いない」
「自白がないから横領として立件できない」
この水島の一連の発言だけを聞くと「５千万については、いまだ横領犯罪の疑いが強く残っているにも関わらず、証拠不十分で立件できなかった」との印象を持つのではないだろうか。
■検察は「５千万のうち大半は政治活動と認めうる支出だった」「悪質性はない」という結論
では一方で、チャンネル桜の放送の中でも触れられていた朝日新聞の記事では、実際にはどのように取り上げられていたのだろうか。
以下に朝日新聞の記事を掲載してみる。
（以下引用）
田母神氏、横領は不起訴処分 東京地検 朝日新聞
http://bit.ly/29fdjHx
公職選挙法違反（買収）の罪で公判中の元航空幕僚長・田母神俊雄被告（６７）について、東京地検特捜部が１日、告発されていた業務上横領の容疑について不起訴処分（嫌疑不十分）にしたことが分かった。告発した会社社長が同日、明らかにした。
同容疑で告発されていた会社役員の島本順光（のぶてる）被告（６９）＝公選法違反の罪で公判中＝も不起訴処分（嫌疑不十分）、会社員の鈴木新被告（５８）＝同罪で公判中＝も不起訴だが起訴猶予になった。
田母神被告の資金管理団体「田母神としおの会」の２０１４年の収支報告書に計上された約５千万円の使途不明金は、田母神被告ら３被告が着服した疑いがあるとして、東京都知事選で陣営幹部だった会社社長が告発していた。
関係者によると、田母神被告の事務所などに、飲食店などで使った大量の領収書が残っていた。特捜部が精査したところ、大半は田母神被告の政治活動と認めうる支出だったという。一方、鈴木被告については、一部を私的な飲食代などに流用していたが、起訴するまでの悪質性はないと結論づけたとみられる。
会社社長は、不起訴処分は不当だとして検察審査会に審査を申し立てる意向を示している。（伊藤和行）
（引用終わり）
記事では明確に「５千万のうち大半は政治活動と認めうる支出だった」「悪質性はないと結論」と記されている。
にも関わらず放送では、これらの事実に話が及ぶことはなく、田母神さんに対して犯罪者のレッテルを張り続ける言動が終始繰り返された。
■罪を憎んで人を憎まずは何処へ？！ 水島のあまりにも身勝手なご都合主義
【直言極言】人を憎んで罪を憎まずでいいのか[桜H28/5/13]
https://youtu.be/GIM2CXa3hSQ
この動画では水島氏は「自分が田母神氏を告発したのは、田母神さんという人を憎んでのことではなく、事実究明や不正流用に絡んで防衛機密の漏えいがないのかといった、いわば“罪の問題”を問うているのだ」というような趣旨のコメントしていた。
「自分の行動は事実を解明するための正義の行動だ」と主張しながら、検察が「政治活動と認め得る支出だった」「悪質性はない」と結論づけた事実を認めようとしないのは一体どういうことなのだろうか。
仮に検察の結論に異論があるにしても、それはそれとして、検察側が不起訴とした現時点での理由として「５千万のうち大半は政治活動と認めうる支出だった」「悪質性はないと結論に達したこと」であることは報道の中で触れるべきだろう。
それを主任検事の言葉だけ取り上げて、まるで「自白がなく法廷維持できないから検察が立件を諦めた」かのように報じるのは、“情報操作”“印象操作”以外の何物でもないのではないか。
それは何よりもチャンネル桜を視聴している視聴者の方々を欺く行為ではないのか。
このような報道姿勢は右左のイデオロギー以前の問題として、果たして“公正・公平な報道”と言えるのか？ いつもチャンネル桜が批判している大手マスコミの“偏向報道”と一体何が違うのか。
水島氏は、その時々の自分勝手な都合に合わせて、発言を変える、他人を批判するという態度、生き方を自らを振り返って恥ずかしいと思わないのだろうか？
羞恥心の欠如は左右のイデオロギー以前の問題だと思うが。
