2016年7月17日

 熱いミルクティーを飲みながら、東京都知事選挙の資料を読んでいる。 ネットで各候補者の演説等もチェックした。 ブログ読者の方々の強い要望を踏まえ、都知事選挙に関する発信をしなければならないからだ。 

 もちろん、自分も首都東京のリーダーを決める選挙の趨勢には、大きな関心を持っている。 もう少し頭を整理した上で、明日以降に自分の本心を書く。

 ひとつだけ言っておきたい。 それは、「小池百合子候補が狙っている(?)『小池劇場』は、あの『小泉劇場』とは根本的に違う!」ということだ。

 さて、総理、最高裁判所長官と並ぶ三権の長であり、参院の「顔」でもある参院議長。 その「最有力候補」である伊達忠一幹事長に限って、利権をめぐる醜聞とか、政治資金の問題など1%もあるはずがない。 清廉なのは前提条件だ。 

 過去3回の参院選挙で当選を重ねているのだ。 さぞかし道民の信頼も厚いことだろう。 マスコミ報道によれば、道連会長として指揮を執った参院選北海道選挙区で自民党新人候補を当選させられなかった伊達幹事長の責任を問う声も、少しはあるようだ。 

 が、だからといって、道民の方々が、参院議長に登りつめるかもしれない伊達幹事長の悪口を言うわけがない。 地元経済界も伊達氏の一連の行動を高く評価していると思う。 今度、同じ選挙区の長谷川岳議員に聞いてみよう。 

 ちなみに、岳ちゃんの戦いは見事だった。 悔しいことも多かったと思うが、じっと我慢を重ねて勝利をもぎ取った。 男の意地を見せてもらった。 選対の皆さん、後援会の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 当選回数とか、閣僚経験の有無とか、そんな物差しだけで「政治家の力量」を判断すべきではないというひともいる。 そうかもしれない。 が、だとしたら、尚更、参院議長に推されている伊達幹事長の「参院への思い」を聞きたい。 参院の役割とは何なのか? 参院議長として参院をどうしていきたいのか? 参院議長としての抱負やビジョンを、情熱を持って語っていただきたい。

 「当選3回で、閣僚経験もなく、本人の口から参院の理念も政策も聞いたことがない伊達氏が参院議長になる理由は、総理官邸との関係が良好で、最大派閥に属しているからだ。」 もし伊達幹事長が議長職を受けるつもりなら、参院自民党内で多くのひとに共有されているこの認識が間違いであることを、自ら証明して欲しい。

 何度も言うように、国民は参院議長にも、参院の人事にも、ほとんど興味を持っていない。 メディアがこの問題を多少なりとも扱うのは、今だけだ。 参院議長を含む新たな執行部人事が決まれば、全てが何事もなかったように進んでいく。 参院の日常が戻って来る。

 が、マスコミが追いかけなくても、世間が忘れても、「直滑降ブログ」は機能を止めない。 粘り強くフォローを続ける。 今度の参院議長人事には、衆院の参院に対する意識が凝縮されている。 参院のあり方を問う象徴的な現象なのだ。 

 こんなちっぽけなメディアが何を発信しようと、痛くもかゆくもないかもしれない。 が、自分は「言霊」の力を信じている。 「直滑降ブログ」の著者かつ編集長として宣言する。(笑) 今後も「伊達議長」の一挙一投足に注目し、評価し、注文をつけさせてもらう。 このことだけは、ハッキリ言っておく。

 さて、ここから小泉政権の時代にタイムスリップする。 と、ここまで書いたところで、タイムアップ。 次の日程に向かう時間だ。 いつも前置きが長すぎるんだ、な。(反省) 続きは次回のブログで。 


◇山本一太オリジナル曲:
「素顔のエンジェル」
「マルガリータ」
「かいかくの詩」
「一衣帯水」
「エイシア」