「なんだか非難が殺到している」と聞き、


いろいろ覗いてみると、確かに凄いことに。



今日の生放送での私の発言に対し、不快感や怒りを露にしてらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。


先ほど、件の録画を確認しました。



オリンピックの決勝戦に敗れた吉田沙保里選手に関する話題の中で、


「あれは泣きました。」という司会者の言葉に、


私は、「一滴も(涙が)I出なかった。かえってシラけちゃって。」と返しました。



これは、非難されてしかるべき発言だと思います。


申し訳ありませんでした。


誤解を生む・生まないとか、


真意として、何に対して「シラけた」かを弁解する以前に、


表現が稚拙で、無粋で、失礼です。




テレビのやりとりの中で発した言葉が、


活字として切り取られることも承知しておきながら、


これほどまでに言葉足らずな表現をしてしまったことに反省しています。



言い訳や弁解はいたしませんが、

 

吉田選手ご本人が、金メダルを目指して命懸けで戦ってきたこと、

 

それでも敗れてしまった悔しさを、私も感じたことは確かです。


決して、彼女の戦う姿や結果にシラけたのではありません。


 

 




ちなみに、


今日の番組を取り上げた活字ニュースの中で、


「だったら、ちょっとふざけちゃったマラソン選手の方が、よっぽど泣けた。」という私の発言が、


『92年バルセロナ五輪の谷口選手のこと』と解釈されているようですが、


あれは、今回のリオ大会・女子マラソンの福士加代子選手のことを言いました。


いずれにせよ、福士選手の名前が瞬時に思い出せず、


こんな抽象的な表現になってしまった私の責任です。





それから、同番組での中尾ミエさんのコメントは、


吉田選手に対するねぎらいと激励以外の何物でもなく、


『これだけの功績を上げた選手に涙は似合わない。もう泣くな。』という意味ですので、


私の失礼な発言といっしょにはされぬよう、お願いいたします。


ミエさんは、吉田選手の壮行会にも行ってらっしゃるぐらい応援してましたから。



とにもかくにも、


この度は、大変失礼いたしました。



こんなひねくれ者が、メディアで仕事をさせて頂いている以上、


もっと言葉や表現を的確に、お洒落に選べるよう、鍛錬します。



吉田選手をはじめ、たくさんの人たちの感情を、


侮るようなことになってしまい、


ほんとうにごめんさい。