2ヶ月もブログを放置してしまったワタクシ。
にも関わらず、毎日、そこそこの数の方が拙ブログを訪問して下さり、感謝でつ。

放置していても、GoogleやYahoo!検索で拙ブログをヒットさせて来て頂いた。検索ワードで多かったのは、「ダークエネルギー」や「iPS細胞」といったサイエンスもの。難しい話を易しくお話するのは、ワタクシの得意技なので(またエラそうに(`0´#)ノ)、調子に乗って今日もサイエンスものを書く。



で、今日のテーマは、
「鏡で右と左が反対に映るのはなぜ?」
という疑問に答えること。「んなの、当たり前じゃん」というそこのお若いの、まあ、お聞きなさい。\(´Д`)

一見、当たり前に思えるけれど、それなら、

「鏡で上と下が反対に映らないのはなぜ?」
という疑問に答えられるかいっ? 意外とこれらの疑問は当たり前ではない。

で、いきなり答を書くと、

「鏡は、右と左とか、上と下とかを反対に映すというより、前と後ろを反対に映す働きを持っているから」
ということ。鏡に向かって立てば、つまり、自分の胸が前、背中が後ろになるように立てば、鏡の中の背中は自分の前側にあり、鏡の中の胸は自分の後ろ側を向いている。


$GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の何でもアリ♪-鏡2

そういうわけで「鏡は前後を反対に映す働きを持つ」というのは、理解して頂けるだろう。だから、鏡に映しても上と下は反対にならない。


では、なぜ鏡は右と左を反対に映すように思えるのか。それは、上と下の区別と違って、
「右と左の区別は、前と後ろの区別があって初めて出来るものである」
ということに由来する。

話を分かりやすくするために、手袋を考えて頂きたい。

「右と左の手袋が区別できるのは、それぞれの手袋に前(手のひら側)と後ろ(手の甲側)があるからである。」
軍手のように手のひら側と手の甲側に区別がない場合は、右手と左手の区別はない。これに対し、手のひら(前)と手の甲(後ろ)の区別がある手袋では、鏡によって前後を反対に映すことで、右手の手袋が左手の手袋になる。


GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の何でもアリ♪-手袋

このように、
「鏡では右と左が反対に映るように思えるけれど、実際は鏡は前と後ろを反対に映しているに過ぎない。右と左は前後で区別されるため、前と後ろを反対に映す働きを持っている鏡は、左と右を反対に映すことになる。」


さて、ここまで読んで下さった方、納得して頂けただろうか? で、ここからは例によって話を盛る。


アミノ酸などの化学物質には右手分子と左手分子がある。ところが、生物を構成するアミノ酸は左手分子だけで出来ている。自然(偶然)にまかせれば、右手型も左手型も同じ割合で出来るはずなので、これは不思議なことである。


$GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の何でもアリ♪-分子

もっともらしい答は、生命発生の最初は偶然にも左手型だったので、それ以降の化学反応の連鎖で左手型ばかりが選ばれたというもの。仮に、地球上の最初のアミノ酸が偶然、右手型だったら、現在の生物を構成するアミノ酸は右手型だっただろう、というのが納得できそうな答。そうだとすれば、地球『外』のアミノ酸は右手型かも知れないということになるが、隕石に含まれるアミノ酸を調べると、やっぱり地球上のアミノ酸と同じく左手型だったという報告があり、謎は謎を呼ぶ。

宇宙ではなぜ左手型ばかりなのか(少なくとも隕石が飛んで来る範囲の宇宙で)というと、

「宇宙での生命の起源がすべて同一だからである」
という説がある。この説は、
「地球の生命は宇宙から隕石によってもたらされた」
という、
「パンスペルミア説」
が正しそうだということを意味している。( ̄□ ̄;)!!


GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の何でもアリ♪-パンスペルミア


物理も、化学も、生物も、サイエンスって面白いと思いませんか? (*^▽^*)


あらすじキーワード:鏡 右と左 右手分子と左手分子 生命の起源 宇宙 パンスペルミア説 物理 化学 生物 サイエンス(科学)

$GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の何でもアリ♪-コメ
 ← コメント、くださ~い (*´∀`*)ノ"☆


$GIPSY☆TOSHI       ♭\(∂_∂)/♯       の場所-読者登録ボタン
 ← 読者登録よろしく~ o(_ _)o


GIPSY☆TOSHI ♭\(∂_∂)/♯ の、一家言アリ-愛の鞭ペタ
 ← ペタつけてね~ (^-^)/~~