午前中、園内を散策して集めた素材を使って、午後からはいよいよ工作に入りました。
集まった素材は、材木や木くず、木の実、ボルトや竹箒、柊の葉などバラエティに富んだものばかり。
また、鳥の羽根や、園が用意してくれたヤマアラシのトゲなど、動物園ならではの素材も揃いました。
集まったそれらの素材を、グルーガンやボンドを使って貼り合わせ、思い思いの妖怪を作って行きます。
固定が難しい素材はドリルで穴を開けて、ビスで留めたりもしました。
素材の面白さも手伝って、イメージ先行。
固定するのが大変な物もありましたが、あれこれ工夫して形にすることが出来ました。
制作の途中も、色々な話題が飛び出し、楽しく語り合いながら沢山の妖怪が生み出されました。
制作する事2時間程。
出来上がった妖怪を持って外に出て、イメージに合った場所に設置。
写真を撮りました。
野に放たれた妖怪達は、それぞれの居場所を見つけ、部屋の中とはまた違った表情を見せていました。
妖怪は、その土地、物、時間と関係があります。
今日生み出されたのは、この場所、ここの素材、そしてその時だから生まれることが出来た物なのです。
彼らを持ち帰り、彼らを通じて、家族と今日のことをいっぱい話してもらえたら嬉しいです。
皆さんも身近な物を使った妖怪作り。是非試してみては如何でしょう?