まっとうに見える考え方には望みがない

「一見まっとうに見える考え方には望みがない。
ほんものは常軌を逸しているものだ」
(ニールス・ボーア/デンマークの物理学者)

ボクはこの言葉を実体験としてわかる。
ボクがこの言葉のように生きてきたし、
そのことで馬鹿にされたり、
黙殺されたりもしてきた。
同じ目に遭った千島喜久男 博士の
苦難もよくわかる。

ケーナで
ペルーやボリビアの音楽を奏でることは
まっとうなやり方だ。
しかしそれを、日本人であるボクが
人生をかけてやる必要はない。
それはペール人、ボリビア人に
任せておけば良い。
彼らの民族楽器なのだから。

日本人でも、例えば
現地に骨を埋めるつもりで
フォルクローレ音楽を演奏する人ならば
それは深い意味があると思う。
音楽でボリビアに同化しようというのが
その人の人生だから。

でもボクはそうではない。
ケーナという楽器の祖国から見て
あくまでも外国人として、そして
日本人の八木倫明として、
表現の手段としてケーナを吹く。

だから、それまでのケーナ奏者から見れば
常軌を逸したことだけをやり続けて来た。
しかし、
ボクの音楽としては、それこそが、
ほんものであり続けた。

アンデスの笛で、日本人のボクが
例えば
ケルト(アイルランド、スコットランド)の
民謡を奏でることで、
すべてはつながっている、という
千島学説の生命弁証法の哲学の世界を
表現しようとしてきた。
竹のいのち、笛職人のいのち、そして
ボクのいのち、竹を育てた大地や水など
すべてがつながって
たったひとつの笛の音色が生まれる。


千島学説は、伝統的な生物学の常識を
ことごとくひっくり返してしまい、
それまでの生物学の上で生きて来た人、
既得権をもった学者たちを
震え上がらせた、と思う。
しかし「震え上がって」しまっては、
負けを認めることになるから、
千島喜久男 博士の論文は
あくまでも無視されて、なかったことに
されたのだった。

前回の「生命の真実に迫る(3)」では
伝統的な生物学の
「五つの否定」について書いた。
その「否定」をすべてひっくり返したのが
千島学説なのだ。

ボクが音楽で表現しようとしてきたことと
千島喜久男 博士が、
自分の目で顕微鏡で見たことから
打ち立てた学説や哲学(生命弁証法)は
ほとんどピッタリ重なると直感した。

科学というものが、本当に一般市民の幸福の
ためにあるものならば、
千島喜久男 博士はとっくに
ノーベル賞を受賞しているはず。
しかし、科学者同士の立場上の問題で
論文は陽の目を見ることもなかった。
千島喜久男 博士が東大か京大の先生
だったならば、事情は違っていただろう。

ボクから見れば、千島学説の応用と思える
IPS細胞の発見でノーベル賞を受けたのが
京都大学の先生だった。


千島学説Book
きょうは、その千島学説の中から
まずは四つの画期的な発見を紹介する。

(1) 血液(赤血球)は体の組織に変化する。
【赤血球分化説】・・・IPS細胞学説の
元になったとボクは思う。

(2) 赤血球は骨髄で造られるのではない。
消化された食べ物が腸の絨毛で赤血球に変化する。
血液は食べ物からできる。
【腸管造血説/血球起源説】

(3) 栄養不足の時、大量出血の後、また病気の時
などに、体の組織から血球(血液)に逆戻りする。
血液は骨髄で造られる、という説はこれを
見誤ったもの。
【赤血球と組織の可逆分化説】

(4) がん細胞は赤血球が変化してできる。
体が病気状態の時、悪化した赤血球が集まり
溶け合ってがん細胞に変わってゆく。
【がん細胞の血球由来説】


食べたものが素になって、
腸内で血液(赤血球)になり、それが
体のあらゆる細胞に変化してゆく。
がん細胞も、赤血球が変化したもの。
つまりそのもとは食べもの。

赤血球は、真ん中に核を持っていないので
「細胞」とは認められていない。
細胞でないものが細胞に変化するはずがない、
というのが、生物学の常識となっている。

そもそも「細胞」の定義というのが
人間の勝手でつくられた。
細胞と細胞でないものも、実は
連続的なはず。
核がないから細胞でない、という分類のほうが
おかしいのではないか?
いや、そういう分類をしてもよいが
細胞でないものが細胞になること、
つまり生命の連続性を、実験して
見た人がいるのだから、ほかの学者も
同じ実験をして、自分の目で確かめればよい。

実際、実験で確かめた博士もいた。
森下敬一博士。
千島学説を認めた、数少ない博士のひとり。

従来の生物学では、
赤血球は、細胞が老化して核を失ったもの、
と思われているが、
千島喜久男 博士は、赤血球は、核を得て
どんな細胞にもなり得る前途洋々たる
細胞の前段階のものだ、と言った。

最近、健康には腸内細菌が大事、という
話をよく聞きませんか?
それはまさに千島学説の応用にほかならない。
発酵食品や野菜食がよい腸内細菌を造り、
それが良い赤血球を造り、
良い細胞になり、健康な体を作る。

血がよごれると病気になる。
体は、生命を維持するために
血液を浄化しようと、
浄血フィルターのように、
赤血球ががん細胞に変わって、
体の弱い部分にたまっていく。

断食療法などを上手に行なうと
血のよごれがなくなり、
浄血器としてのがん細胞もだんだん
不要になって縮小していく、ということが
しばしば起こる。
どこにできたがんにも断食療法が効く、
ということではないだろうが、
がんは浄血器だと思っておくのがよい。

がんになる人は、それまで大変元気で
病気などをしたことがない人が多い。
浄血器が働いて、よごれた血が全身に回るのを
押さえていたからだろう。

(つづく)
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★木星音楽団 東京文化会館公演動画(2013年)
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ドキドキ金亜軍+やぎりん+いちよ+武井浩之♪
十三夜コンサート(陰暦九月十三日)
真ん丸でない、満月の二日前の月を
愛でる日本のまつり。栗名月、豆名月。

juusannya
2016年
10月13日(木)
午後2:00開演(4:00終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)
【定員120人】
京王新線初台駅下車すぐ。
●カトリックの礼拝堂を模した
素晴らしい音響のホール。

●前売料金(自由席)
一般¥3500 学生¥1000
一般当日¥4000/学生当日¥1500
●お申込み(主催)
やぎりん
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com
ゴールド音スタジオ(金亜軍オフィス)
【E-mail】info@youkin.com

予定曲
♪荒城の月〜揚琴独奏のための〜
♪在那遥遠的地方(正調 草原情歌)
中国青海民歌
♪海は故郷(大海啊故郷)王立平・作曲
♪蘇州夜曲  
♪月の沙漠 
♪広い河の岸辺 The Water Is Wide
 スコットランド民謡/八木倫明 訳詩
♪よろこびのうた
メキシコ民謡/谷川越二、枝元一代 作詩
♪コンドルは飛んで行く
♪島唄 ほか 


ドキドキ厚木/ふらっとコアラ・コンサート♪
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪ 

11.5コアラチラシ
2016年11月5日(土)
午後2:00開演(4:00終演)
森の里ふらっとコアラ
(定員25人) 厚木市森の里1-35-1
森の里ショッピングプラザ2F−4
●前売り券(1ドリンク付き)
¥2500(当日券¥3000)
●お申し込み【ふらっとコアラ】 
(046)280−6814
メール:flatkoara@outlook.com



★伊勢原市でアイリッシュハープ+やぎりん
11.5伊勢原チラシ
ドキドキアゼリア で楽しむお食事と音楽
アイリッシュ・ハープ+アンデスのケーナ
まり・やぎりん異文化融合コンサート
民族楽器と歌による
美しい音色と言葉の世界


2016年11月5日(土)
午後6:00受付/6:15〜お食事
7:15〜8:40 コンサート
レストランアゼリア
●料金¥3500(内、お食事¥2000)
コーヒー(または紅茶)デザート付き
●お申込み【アゼリア】
(0463)93−9818


ドキドキいちよ・きよ・やぎりんバンド♪山形県長井公演
11.18長井チラシ
11月18日(金)6:30
長井市/小桜館
大人前売¥2000/学生前売¥500
●主催
「おとなも子どもも森で遊べ〜葉っぱ塾」
●主催者事務局/お申込み先
八木文明
【電話】090-5230-8819
【メール】happa-fy@dewa.or.jp

武蔵村山市民会館「大うたごえ喫茶」にゲスト出演
武蔵村山うたごえ
11月27日(日)午後1:00
武蔵村山市民会館大ホール
出演:ともしびバンド

(ピアノ、アコーディオン、マンドリン、ベース、ドラム)
いちよ・きよ・やぎりんバンド♪
前売券¥1800
ドキドキお申し込みは、やぎりんへ
yagirin88@gmail.com
080-5379-4929



◉12月3日、10日、14日の3公演については、
ブログの読者のお客様がお申し込みの場合には特別な
サービスがあります。


ドキドキいのちと平和の詩(うた)
いちよ・きよ・やぎりんバンド♪千葉公演

12.3美浜チラシ
2016年
12月3日(土)
午後7:00開演(9:00終演)
千葉市美浜文化ホール
音楽ホール【定員150人】
●音響抜群のコンサート専用ホール。
京葉線検見川浜駅徒歩7分。
●公演開催協力券(全指定席)
一般¥3500 学生¥1000
●お申込み
やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com



ドキドキいちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪川越公演
ゲスト・チェロ:古谷真未

12.10川越チラシ
2016年
12月10日(土)
午後2:00開演(4:00終演)
ウェスタ川越 リハーサル室
川越駅西口、徒歩5分

●前売料金(全自由席)
一般¥3800 学生¥1000
(当日:一般¥4200/学生¥1500)
●お申込み:やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com



ドキドキいちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪+のぶりん
ゲスト・チェロ:古谷真未
東京公演

12.14近江チラシ
2016年
12月14日(水)
◎昼の部
午後2:00開演(4:15終演)
★夜の部
午後6:00開演(8:15終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)
【定員120人】
京王新線初台駅下車すぐ。
●カトリックの礼拝堂を模した
 素晴らしい音響のホール。
●前売料金(自由席)
一般¥4000 学生¥1000
一般当日¥4500/学生当日¥1500
●お申込み:やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com


ドキドキ中村祐子+いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪
第2回 福岡公演
冬の星座を眺めながら・・・

12.20福岡チラシ
8月公演の大好評を受けて、年内になんと
2回目が実現しました♪
12月20日(火)午後1:30開演
アクロス福岡円形ホール
前売り¥3000
★お申込み
cocoronosuzunone2016@gmail.com
のぶはらさん



ドキドキ上山(かみのやま)温泉 名月荘
Xmas特別コンサート
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪

名月荘チラシ
2016年
12月25日(日)
午後1:00開演(3:00終演)
名月荘 内 「蔵」
●料金(自由席/50名様)
¥3000【完全予約制】当日券なし
●昼食つきプラン(11:30〜食事+演奏会)
¥10000
●コンサート夜の部8:30〜9:30
宿泊者のための演奏会
宿泊:お一人様¥32000〜
詳細は名月荘ホームページまたはお電話でご確認下さい。
★夜の部コンサートのみご参加
¥3000(10名様限定)
【お申込み】
(023)672-0330名月荘



エッセイ『広い河の岸辺』
大変好評で、販売中ですドキドキ


クローバー必然と偶然が時を得て生み出した、
大いなる奇跡!
この歌は今後50年、
100年と歌い継がれて
日本の歴史に残るでしょう。
         湯川れい子

本の表紙
ドキドキやぎりんBOOK『広い河の岸辺』
(主婦と生活社)発売しました!!¥1000+消費税

楽譜表紙
ドキドキやぎりん監修の合唱譜が発売(全音楽譜出版社)。
小川類・編曲
☆女声三部/二部
★☆混声三部/二部

《広い河の岸辺》(スコットランド民謡)
《思い出のサリーガーデン》(アイルランド民謡)

2曲セット。
定価¥1200(+消費税)


ドキドキ日本は「創造的に普通でない国」をめざそう♪
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完成した絵本表紙
ドキドキ葉祥明さんの絵本(文:八木倫明)
『ひろいかわのきしべ』(国土社)
発売しました!!


絵本『ひろいかわのきしべ』推薦文の
帯付きは初版のみです。
クミコさんと湯川れい子さんの言葉が
載っています。

ドキドキクミコさん
いま世界にあってほしいと思うものが
この絵本の中にあります。それは
暗い空をてらす、希望の光です。

ドキドキ湯川れい子さん
この歌は、これからの時代に愛され、
その時代を踏み越えて、
未来に継承されていくと信じています。


クミコジャケ写
合唱のスコアもついた
《広い河の岸辺》CD
You Tubeには載っていない合唱バージョンが
このCDには収録されています。
女声合唱団「青い鳥」が素晴らしい演奏をしています。

★台湾に広がる《広い河の岸辺》
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★《広い河の岸辺》の本質
『小さな死』からの出発。
http://amba.to/1oBdnE3


★地球人が渡るべき河のこと
http://amba.to/1t0E3O6

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「なにも知らない。なにもできない。
なにもない。
なのに、なにかを求めている。
自分の微力は、よく承知している。 
とるに足りない才能についても自覚している。

でも、せっかく生まれて来たのだから
感動したい。共鳴したい。
おなじ心のひとに会いたい。

それがせめて
みじかい生命の軌跡の中で
ぼくらが望むものではないか。

ところであなたは・・・。


★『詩とメルヘン』サンリオ刊
1982年4月号 編集後記 やなせたかし  
◎やなさたかしさんの限りない優しさ
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★音楽、落語、ラジオ、読書。想像力が抗認知症?
http://amba.to/1osUvYd

★エーリッヒ・フロムの愛の論理と音楽