<TOKIKO NOW>『10月1日は多可町で「日本酒の日コンサート」です。』 | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

<TOKIKO NOW>『10月1日は多可町で「日本酒の日コンサート」です。』

吹き荒れた嵐も過ぎて、いよいよ秋ですね。
昨日は八王子での「百万本のバラ・コンサート」大盛り上がりでした。
市政100年の記念コンサートという事で、市民の人たちのいろんな参加をいただいてコンサートを作り上げた、特別の日になりました。

オープニングは地元のソプラノ歌手、田中三佐代さんの独唱。
それを受けてスタートした私のコンサートでは、「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話を」「琵琶湖周航の歌」に続いて「百歌百会」。
客席に降りてみんなで声を合わせ、一気に盛り上がりました。
この日は飛び入りで胡弓奏者の楊興新が来てくださり、永六輔さんの遺作「ともだち あなた 戦う心」を、ケーナ奏者 Renさんの登場で、相田みつをさんの言葉を歌った「人間だもの」を歌い、まさに特別バージョン。本当に心に残る演奏を、ありがとうございました。

1部の最後には地元の「みなみ野キッズシンガーズ」が登場。
これがまた、とんでもなく可愛い子供達で、歌も素晴らしく、客席には 涙でグシャグシャの方もいらしたことでしょう。
最後は私も加わって「花は咲く」を!

さて2部はエディット・ピアフ。
「バラ色の人生」「愛の讃歌」などの代表曲にピアフ最後のオランピアのフィナーレを飾った「響け太鼓」や、ピアフが歌えなかった最後の歌「あなた次第」、ピアフの晩年の思いを込めた「私の神様」など、夏に行った「ピアフ物語」の凝縮版でした。

ピアフを歌うと、やっぱり力が湧きます!
11月3日のパリでのコンサートも1ヶ月後、そのリハーサルも同時に進めているので、気持ちのせいか、一段と良くなってきたような…。
ワクワク、ドキドキです。

そしてこの日の メインテーマ「百万本のバラ物語」には100人以上の有友会合唱団が参加しました。男性コーラスがとってもカッコ良く、 堂々たる一曲になりました。本当にありがとうございました。

市民の人たちの参加で作るコンサートの魅力、これからの新しい可能性を感じる1日でした。


 

10月の後半、北海道で21日に日高町、23日東川町、24日登別町、25日の札幌、と久しぶりの北海道ツアーでも、それぞれの町のコーラスの参加で「百万本 のバラ物語」を歌う予定です。

24日には登別を訪ね、あちこち素晴らしい風景や歴史に所縁のある場所を訪ねました。なんとコンサートまでに歌を作ることになったのです!本当にどこも美しく感動的で、きっと素敵な歌に、と張り切っています。
楽しみにしていて下さい。


さて、10月1日は兵庫県の多可町でいつもの「日本酒の日コンサート」。
今年はなんと24回目です。凄いわね!こんなに続けてこられたのは地元の人たちの熱い思いです。本当にありがとう!

今年はゲストに手嶌葵さんをお招きしています。
私の提供曲を歌ってくださった「青い図書室」というアルバムを出されたばかり、初めてのステージでの共演!どんな感じになるでしょう。
私自身も、とっても楽しみです。

今日夜、7時からラジオ関西で、「加藤登紀子の地球に乾杯」生放送に大友良英さんがゲストで登場します。どんな事になるかしら。
7月のフジロックで熱いセッションをし、8月には鴨川でアルバムのレコーディングにも参加していただいたお話、それから10月14日の「土と平和の祭典」の盆踊りについてもご紹介します。
絶対、聞いてください。

 

登紀子