TPP特別委自民党理事が「この国会ではTPPの委員会で、強行採決と言う形で実現するよう頑張らせていただく」

TPP特別委自民党理事が「この国会ではTPPの委員会で、強行採決と言う形で実現するよう頑張らせていただく」

2016年09月29日 | TPP参加反対

 

 今国会の最大の焦点とされている環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案をめぐり、衆院TPP特別委員会理事を務める自民党の福井照衆院議員は本日2016年9月29日、所属する二階派の会合で

「この国会ではTPPの委員会で西川(公也)先生の思いを、強行採決と言う形で実現するよう頑張らせていただく」

と話した。

 ちなみに同じ二階派に所属する西川委員長が出版予定だったTPP交渉の「内幕本」をめぐって紛糾し、西川氏は今国会で委員長を交代しています。

 福井議員の発言はこの西川氏の無念を強行採決で復讐して晴らすという意味であり、二重の意味で問題です。

 政権はTPP承認を今国会の「最優先課題」と位置づけているため、福井氏は特別委員会理事を辞任する意向を伝えていますが、まさに多数党の傲りが表れた発言と言えるでしょう。

 TPPそのものといい、安倍政権の国会運営といい、国民監視が必要です。

2016年09月29日 | TPP参加反対

 

 今国会の最大の焦点とされている環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案をめぐり、衆院TPP特別委員会理事を務める自民党の福井照衆院議員は本日2016年9月29日、所属する二階派の会合で

「この国会ではTPPの委員会で西川(公也)先生の思いを、強行採決と言う形で実現するよう頑張らせていただく」

と話した。

 ちなみに同じ二階派に所属する西川委員長が出版予定だったTPP交渉の「内幕本」をめぐって紛糾し、西川氏は今国会で委員長を交代しています。

 福井議員の発言はこの西川氏の無念を強行採決で復讐して晴らすという意味であり、二重の意味で問題です。

 政権はTPP承認を今国会の「最優先課題」と位置づけているため、福井氏は特別委員会理事を辞任する意向を伝えていますが、まさに多数党の傲りが表れた発言と言えるでしょう。

 TPPそのものといい、安倍政権の国会運営といい、国民監視が必要です。