この度、父が90歳で亡くなりました。
農業一筋に生き、楽しみは晩酌をしながらの相撲と野球の観戦だけでした。
質素倹約をよしとして、派手な事の嫌いな親父。
褒められた事などなく、怒るときも一喝するかジロリと睨むだけ。
ただ野球で活躍するととても嬉しそうな顔をしてくれていた。
怖い親父の嬉しそうな顔が見たくて少年時代は野球を頑張った様な気がします。
知人友人の皆様にお知らせする間も無く本日父を見送りました。
プロ野球に入る際、スカウトから親の死に目には会えないから覚悟しとくように言われて震えた記憶があります。
現役時代は幸いにもそのようなことにはなりませんでしたが、先日の阪神戦の解説が終わるのを待ってくれていたかの様に息を引き取りました。
ここ最近のカープの神がかっているかの様な逆転劇は、最高の見送りになったことと感謝しております。