日本シリーズ、2連敗スタートとなってしまいました。
選手たちはがんばったのですが、なかなか良い流れになりませんでした。
初戦は、小雨が降る中、大谷が先発でした。
ブルペンでのウォームアップでは調子よかったのですが、ゲームではうまくいきませんでした。
その理由として考えられるのは、雨によるマウンドのコンディション悪化があげられます。
ぬかるむほどではなかったのですが、マウンドの土がシューズの裏にくっつきスパイクがききづらくなっていました。
ステップした脚が少しすべっていましたね。
軸脚の踏ん張りも、いつもより弱く感じました。
そのため、球威がいつもよりなく、コントロールも乱れていました。
相手投手も条件は同じなのですが、足場の悪いマウンドではステップ幅の狭い投手が有利なのです。
(カープのジョンソン投手は身長の割にステップ幅が狭く、大谷は見ての通り大きく踏込んでいく投げ方)
雪ですべる歩道を大股で歩くより、小股で歩いた方がバランスをとりやすいのと同じ理由です。
2戦目の増井は、リプレー検証でリズムを崩してしまいました。
失点のピンチを野手の好プレーで助かったと思ったところ、真逆の判定になるわけですから、心が動かないわけがありません。
わしもマウンドへ走って行ったのですが、効果は有りませんでした。
負けるときはこんなふうに不運が重なってしまうものですが、投手にも流れを悪くしてしまった原因はあります。(全てではないが)
この2試合、ストライクを先行することができずボール先行のカウントになることが多くありました。
カウントが投手にとって不利になると、狙い球も絞りやすくなるし、攻撃の作戦も積極的にしかけやすくなります。
基本通り、1、2球目までにストライクを取りたいものです。(ストライクを取る方法は、見送り、空振り、ファウルの3つ)
さぁ、火曜日からはホームでのゲームです。
ストライク先行でゲームを優位に進め、投手陣の力でいい流れを作っていきたいと思います。

ほな、また。