メリークリスマスおおかみさん。
この時期に?
と思いましたよ。
僕も(^^)
でも、
子どもたちが選んだのでそちらを優先です。
読んでみると、
やはり改めて学べることがありました。
絵本を読むこと、子どもと過ごすことで得られる学びです。
まずは、ざっくりとストーリーをご紹介します。
クリスマスの前日
パーティーの準備をしていたこぶたの兄弟に
おおかみがおそいかかります。
でも、
ちょっとした不注意からおおかみがケガをしてしまい、
こぶたたちがおおかみのケガの手当てをします。
おおかみは
こぶたたちのやさしさに触れながら心を入れ替え、
こわしたツリーを修理してそっと立ち去りました。
パーティーの準備をしていたこぶたの兄弟に
おおかみがおそいかかります。
でも、
ちょっとした不注意からおおかみがケガをしてしまい、
こぶたたちがおおかみのケガの手当てをします。
おおかみは
こぶたたちのやさしさに触れながら心を入れ替え、
こわしたツリーを修理してそっと立ち去りました。
この物語の中で、
僕が一番気に入っているのは
おおかみが手当てをうけているシーン。
くちをけがしたおおかみが、
本当は
「おまえたちをくってやるー!」
と言いたいのにうまくしゃべることができません。
その様子をみたこぶたたちは、
「痛いのかな?」
「ありがとうと言いたいのかな?」
と受け取ります。
それでさらにやさしい言葉をかけながら
おおかみを看病する。
こぶたたちのやさしさが、
最後にはおおかみの心までやさしくしてくれます。
この、こぶたたちの受け取り方は、
おおかみからしてみると勘違いです。
でも、相手(こぶた)がどう受け取るかを
コントロールできません。
受け取り方はこぶたの自由なんです。
ブログやFacebookでも
受け取り方についてお伝えしていますが、
受け取り方は自由なんだよ
思いやりの心は、相手に影響を与えるんだよ
というのを
絵本が教えてくれます。
■メリークリスマスおおかみさん
みやにしたつや(著)
もしかすると、
子どもたちが何かを察して
この絵本を選んだのかもしれませんね。