千島学説Book

千島学説がノーベル賞に値する話は
前回書いた。
千島喜久男 博士の論文は
従来の生物学の上で生きてきた学者たちにとって
あまりに衝撃的だった。それでも
千島博士が、
東大、京大の先生だったら、
論文は受理されたかもしれない。
画期的なこの学説は、
異端の学説として片隅に追いやられた。

◉IPS細胞の発見

しかし、
どんなものにもなれる
IPS細胞を発見した先生が
何年か前にノーベル賞を受賞したのは、
実は千島喜久男 博士がもう
数十年前に発表したことの応用だ。
千島学説の次の(1)(2)を
読んでいただければ想像がつくだろう。

(1) 血液(赤血球)は体の組織に変化する。
【赤血球分化説】
つまり赤血球は体のどんな部分にも変化
していける細胞の素なのだ。

(2) 赤血球は骨髄で造られるのではない。
消化された食べ物が腸の絨毛で赤血球に変化する。
血液は食べ物からできる。
【腸管造血説/血球起源説】

従来の生物学では
赤血球は核がないから、細胞ではない。
細胞でないものが細胞になるなんて
考えられない。
ということで、千島学説は封じられた。
細胞はあくまで細胞分裂で増える、というのが
今も信じられている、従来の説。

◉脳細胞が分裂しないのに増えることは
千島学説なら説明できる


しかし、
脳細胞と筋肉細胞は分裂しないことが
従来の生物学でも確認されている。
それならなぜ
赤ちゃんの脳細胞の数よりも、
大人の脳細胞の数のほうが多いのか??
従来の生物学だと説明できない。
謎のままだ。

食べ物が赤血球になり、赤血球が
すべての細胞に変化(分化)していく、という
千島学説だと
脳細胞も筋肉細胞についても
すんなり説明できる。

そもそも、何が細胞か、ということは
分類したがる人間の都合によって決めたもの。

冥王星が惑星か惑星でないか、
という話と同じだ。
惑星に決めたのも、
準惑星に「格下げ」にしたのも
人間の勝手であり、
太陽系の現実は何も変わっていない。

◉すべての連続性

核がないものを細胞の仲間に入れなかったのは
人間の勝手な分類である。
勝手に分類しておいて
「細胞でないものが細胞になるはずがない」
というのは、現実を見ずに、
すでに決めてしまった分類に当てはめて
言っているだけの話。

いえ、
赤血球は細胞に分類されなくとも
それが問題ではない。

細胞でないものが細胞になる、という
自然の中の連続性というものを
認めなくてはならない。
生物と無生物、
命あるものと命のないものにも
実は連続性があるのだということを
千島喜久男 博士は証明した。

◉再びノーベル賞

このたびノーベル賞に輝いた
「オートファジー」という考え方も
千島学説の中にすでに
主張されていたこと。

(3) 栄養不足の時、大量出血の後、また病気の時
などに、体の組織から血球(血液)に逆戻りする。
血液は骨髄で造られる、という説はこれを
見誤ったもの。
【赤血球と組織の可逆分化説】

(4) がん細胞は赤血球が変化してできる。
体が病気状態の時、悪化した赤血球が集まり
溶け合ってがん細胞に変わってゆく。
【がん細胞の血球由来説】

食べた栄養分が赤血球になり、それが
何かの臓器になっても、古くなってまた
赤血球に戻り、老廃物になったり、
がん細胞になったりする。

いずれにしても、食べ物が一旦
腸で消化されそれが赤血球になったあと、
必要な臓器に変化していく。
例えば、
年齢がすすんで関節が痛くなり
コラーゲン不足だからと言って
豚肉のコラーゲンなどを
たくさん食べたとしても、それがそのまま
人間の関節のコラーゲンになるわけではない。
一旦赤血球になって、それから
その人の体に必要な臓器の細胞になっていく。
カルシウムも同じだ。
牛乳に含まれるカルシウムが、そのまま
人間の骨になるのではない。
牛のカルシウムでなく、人間の自分に
合ったカルシウムを体内で作り出すには
どんな食事をしたらよいか
考えなくてはならない。

草や野菜しか食べない馬や牛が
立派な骨格を持っていることに
ヒントがある。

◉生体とつながっている細胞は
分裂では増えない


そもそも
細胞は、生体の一部である限りは
細胞分裂で増えるのではない。
もしそうなら
1つが2つ、2つが4つ、4つが8つ、
8つが16、16が32・・・と
ねずみ算式に増えて、
人間の体重や身長は爆発的に巨大化する。

分裂が見えたのは、生体から切り離し
細胞のいくつかを顕微鏡に入れて、
生命とつながっていないところで
見たからだ、というのが
千島喜久夫博士の説。

ノーベル賞の大隅博士が発見したのは、
臓器の細胞が古くなったらまた、
細胞でないものに戻って老廃物となる。
そしてまた新しい細胞がつくられる、という
ことではないのかな。
自動的にそういうことを繰り返して
細胞が入れ替わっているということです。

古くなったのが排泄されるならば、
生物の体が細胞分裂によって際限なく
大きくはなることはなく、
栄養の摂取によって太ったり痩せたりする
程度の変化であることも説明がつく。

これは、確かに画期的な発見だけれども
千島喜久夫博士がすでに発表ずみのことの
延長線上だと、素人のボクでもわかります。

やはり、千島学説は
ノーベル賞に値する研究なのです。
東洋医学の先生方は、みなさん
この学説を応用して治療されています。
(つづく)


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★木星音楽団 東京文化会館公演動画(2013年)
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ドキドキ金亜軍+やぎりん+いちよ+武井浩之♪
十三夜コンサート(陰暦九月十三日)
真ん丸でない、満月の二日前の月を
愛でる日本のまつり。栗名月、豆名月。

juusannya
2016年
10月13日(木)
午後2:00開演(4:00終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)
【定員120人】
京王新線初台駅下車すぐ。
●カトリックの礼拝堂を模した
素晴らしい音響のホール。

揚琴:金亜軍
ケーナ:やぎりん
うた:枝元一代
ピアノ:武井浩之(特別サポート)

●前売料金(自由席)
一般¥3500 学生¥1000
一般当日¥4000/学生当日¥1500
●お申込み(主催)
やぎりん
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com
ゴールド音スタジオ(金亜軍オフィス)
【E-mail】info@youkin.com

予定曲
♪荒城の月〜揚琴独奏のための〜
♪在那遥遠的地方(正調 草原情歌)
♪海は故郷(大海啊故郷)王立平・作曲
♪埴生の宿
♪あの日、あの時
 村上信夫・作詞/金亜軍・作曲
♪蘇州夜曲  
♪月の沙漠 
♪広い河の岸辺 The Water Is Wide
 スコットランド民謡/八木倫明 訳詩
♪よろこびのうた
メキシコ民謡/谷川越二、枝元一代 作詩
♪コンドルは飛んで行く
♪島唄 ほか 


ドキドキ厚木/ふらっとコアラ・コンサート♪
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪ 

11.5コアラチラシ
2016年11月5日(土)
午後2:00開演(4:00終演)
森の里ふらっとコアラ
(定員25人) 厚木市森の里1-35-1
森の里ショッピングプラザ2F−4
●前売り券(1ドリンク付き)
¥2500(当日券¥3000)
●お申し込み【ふらっとコアラ】 
(046)280−6814
メール:flatkoara@outlook.com



★伊勢原市でアイリッシュハープ+やぎりん
11.5伊勢原チラシ
ドキドキアゼリア で楽しむお食事と音楽
アイリッシュ・ハープ+アンデスのケーナ
まり・やぎりん異文化融合コンサート
民族楽器と歌による
美しい音色と言葉の世界


2016年11月5日(土)
午後6:00受付/6:15〜お食事
7:15〜8:40 コンサート
レストランアゼリア
●料金¥3500(内、お食事¥2000)
コーヒー(または紅茶)デザート付き
●お申込み【アゼリア】
(0463)93−9818


ドキドキいちよ・きよ・やぎりんバンド♪山形県長井公演
11.18長井チラシ
11月18日(金)6:30
長井市/小桜館
大人前売¥2000/学生前売¥500
●主催
「おとなも子どもも森で遊べ〜葉っぱ塾」
●主催者事務局/お申込み先
八木文明
【電話】090-5230-8819
【メール】happa-fy@dewa.or.jp

武蔵村山市民会館「大うたごえ喫茶」にゲスト出演
武蔵村山うたごえ
11月27日(日)午後1:00
武蔵村山市民会館大ホール
出演:ともしびバンド

(ピアノ、アコーディオン、マンドリン、ベース、ドラム)
いちよ・きよ・やぎりんバンド♪
前売券¥1800
ドキドキお申し込みは、やぎりんへ
yagirin88@gmail.com
080-5379-4929



◉12月3日、10日、14日の3公演については、
ブログの読者のお客様がお申し込みの場合には特別な
サービスがあります。


ドキドキいのちと平和の詩(うた)
いちよ・きよ・やぎりんバンド♪千葉公演

12.3美浜チラシ
2016年
12月3日(土)
午後7:00開演(9:00終演)
千葉市美浜文化ホール
音楽ホール【定員150人】
●音響抜群のコンサート専用ホール。
京葉線検見川浜駅徒歩7分。
●公演開催協力券(全指定席)
一般¥3500 学生¥1000
●お申込み
やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com



ドキドキいちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪川越公演
ゲスト・チェロ:古谷真未

12.10川越チラシ
2016年
12月10日(土)
午後2:00開演(4:00終演)
ウェスタ川越 リハーサル室
川越駅西口、徒歩5分

●前売料金(全自由席)
一般¥3800 学生¥1000
(当日:一般¥4200/学生¥1500)
●お申込み:やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com



ドキドキいちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪+のぶりん
ゲスト・チェロ:古谷真未
東京公演

12.14近江チラシ
2016年
12月14日(水)
◎昼の部
午後2:00開演(4:15終演)
★夜の部
午後6:00開演(8:15終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)
【定員120人】
京王新線初台駅下車すぐ。
●カトリックの礼拝堂を模した
 素晴らしい音響のホール。
●前売料金(自由席)
一般¥4000 学生¥1000
一般当日¥4500/学生当日¥1500
●お申込み:やぎりん
【電話】080−5379−4929
【FAX】(03)6759−3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com


ドキドキ中村祐子+いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪
第2回 福岡公演
冬の星座を眺めながら・・・

12.20福岡チラシ
8月公演の大好評を受けて、年内になんと
2回目が実現しました♪
12月20日(火)午後1:30開演
アクロス福岡円形ホール
前売り¥3000
★お申込み
cocoronosuzunone2016@gmail.com
のぶはらさん



ドキドキ上山(かみのやま)温泉 名月荘
Xmas特別コンサート
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪

名月荘チラシ
2016年
12月25日(日)
午後1:00開演(3:00終演)
名月荘 内 「蔵」
●料金(自由席/50名様)
¥3000【完全予約制】当日券なし
●昼食つきプラン(11:30〜食事+演奏会)
¥10000
●コンサート夜の部8:30〜9:30
宿泊者のための演奏会
宿泊:お一人様¥32000〜
詳細は名月荘ホームページまたはお電話でご確認下さい。
★夜の部コンサートのみご参加
¥3000(10名様限定)
【お申込み】
(023)672-0330名月荘



エッセイ『広い河の岸辺』
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クローバー必然と偶然が時を得て生み出した、
大いなる奇跡!
この歌は今後50年、
100年と歌い継がれて
日本の歴史に残るでしょう。
         湯川れい子

本の表紙
ドキドキやぎりんBOOK『広い河の岸辺』
(主婦と生活社)発売しました!!¥1000+消費税

楽譜表紙
ドキドキやぎりん監修の合唱譜が発売(全音楽譜出版社)。
小川類・編曲
☆女声三部/二部
★☆混声三部/二部

《広い河の岸辺》(スコットランド民謡)
《思い出のサリーガーデン》(アイルランド民謡)

2曲セット。
定価¥1200(+消費税)


ドキドキ日本は「創造的に普通でない国」をめざそう♪
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完成した絵本表紙
ドキドキ葉祥明さんの絵本(文:八木倫明)
『ひろいかわのきしべ』(国土社)
発売しました!!


絵本『ひろいかわのきしべ』推薦文の
帯付きは初版のみです。
クミコさんと湯川れい子さんの言葉が
載っています。

ドキドキクミコさん
いま世界にあってほしいと思うものが
この絵本の中にあります。それは
暗い空をてらす、希望の光です。

ドキドキ湯川れい子さん
この歌は、これからの時代に愛され、
その時代を踏み越えて、
未来に継承されていくと信じています。


クミコジャケ写
合唱のスコアもついた
《広い河の岸辺》CD
You Tubeには載っていない合唱バージョンが
このCDには収録されています。
女声合唱団「青い鳥」が素晴らしい演奏をしています。

★台湾に広がる《広い河の岸辺》
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★《広い河の岸辺》の本質
『小さな死』からの出発。
http://amba.to/1oBdnE3


★地球人が渡るべき河のこと
http://amba.to/1t0E3O6

***********************

「なにも知らない。なにもできない。
なにもない。
なのに、なにかを求めている。
自分の微力は、よく承知している。 
とるに足りない才能についても自覚している。

でも、せっかく生まれて来たのだから
感動したい。共鳴したい。
おなじ心のひとに会いたい。

それがせめて
みじかい生命の軌跡の中で
ぼくらが望むものではないか。

ところであなたは・・・。


★『詩とメルヘン』サンリオ刊
1982年4月号 編集後記 やなせたかし  
◎やなさたかしさんの限りない優しさ
**********************

★音楽、落語、ラジオ、読書。想像力が抗認知症?
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★エーリッヒ・フロムの愛の論理と音楽