訂正:2行じゃなくて2ページって言ってました。すみません。訂正します。
 
 
ロステレコム、結果は知ったのだけど、フリーはまだ見ていないんです。
動画は見てしまいますが、テレビ放送楽しみにします。(^-^)/
 
 
ロシアのゆづファンが教えてくれました。
男子フリー第一グループの直前練習で、タチヤナ・タラソワさんが結弦のことを話していると。
 

(スクリーンに映って喜んでる子供たち)
 
動画:3:44~4:41 https://youtu.be/fyEhwN5ElJQ (Ponさんの動画より)
 
タラソワ:「すごく嬉しかったんだけど、
昨日日本の連盟の女性が私を呼び留めて、羽生からのプレゼントを渡してくれたの。
彼に私は曲を贈ったんだけど 
私には、彼のエキシビション演技に合うと思った曲があったの。」
 
グリーシン:「それで?」
 
タチヤナ:「それはこういうものよ。
つまり彼が衣装を着た写真で、『親愛なるタチヤナへ』と書かれているの。
この曲の写真で、その曲について彼は感謝を2行2ページの手紙で書いているの。
昨日私に渡されたの。
私は呆然とさえしてしまったわ。
私たちにはとても普通じゃないことだから。
コーチへの感謝、いわば・・。」
 
グリーシン:「どうして普通じゃないと?」
 
タチヤナ:「だって とても嬉しかった。とても嬉しかった。ありがとう羽生。」
 




 
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以下、あまり必要ない補足説明なので読まなくて大丈夫です。
 
 
 
日本の連盟の「女性」がというのは、「渡した」という言葉が女性形なのでこの人が女性だったとわかります。
 
スポーツ解説のグリーシンさんの相槌ですが、英語でも相槌でよく”ンフ”とか”アハ”とか言いませんか?
「はい」「ええ」とか相槌をうって次の言葉を促す感じ。
「ふんふん」でも、あえて書かなくてもよかったんですけど、とりあえず「それで?」と入れました。
 
「私は呆然とさえしてしまったわ。」
タラソワさんはя даже ошалела. と言っていて、文字通り訳すと「意識を失いさえした」、という意味ですが、もちろん本当に意識を失ったのではなく、そのくらいびっくりして茫然自失となってしまった、ということです。
言い換えると
「気を失いそうになっちゃったわ」という感じでしょうか。
 
потому что у нас это как-то не очень принято. Вот.
と言っています。
「私たちにはとても普通じゃないことだから。」としましたが、
 
言い換えると
「だって私たちにはなにかありえないことだから。」
 
「ありえないこと」「そういう習慣は本当にないのだ」と言っています。
 
 
「ここでの私たち」・・はロシアでは、ということかな、と(推測)。
 
Благодарность тренеру за то, что так сказать
「コーチへの感謝、いわば・・」
でそのあと за то で何に対する感謝か言おうとして、そこでグリーシンさんが
 
「どうして普通じゃないと?」とタラソワさんを遮って聞いています。
 
タラソワさん:Ну как-то вот, так вот. Очень было приятно. Очень было приятно. Спасибо тебе, Ханю.
「なんていうか」とちょっと言葉に詰まって
「とても嬉しかった。とても嬉しかった。あなたにありがとう、羽生。」と言っています。
 
2回同じ言葉を繰り返して大きな声で言っているので、”とにかく私は嬉しかったの!!”という気持ちがあふれてます。
 
最後の「スパシーバ、チェベー、ハニュー」
チェベーは 英語でいう”You”で「あなたに」の意味ですが、ロシア語では英語の”You”にあたる言葉が二種類あって、親しい人に使う言い方とそれ以外の人に使う言い方で使い分けます。日本語だと敬語を使わない友達同士のしゃべり方。
それによって動詞の語尾がすべて変わります(*_*)
 
親しい呼び方に変える時は、Ты(親しい呼び方)でいい?と許可を取り合いますが、それはお互いに人間関係が一歩近くなった証拠。
同じ年齢どうしとか仲間同士だと、許可を得るでもなく親しい呼び方で呼び合います。
タラソワさんがすべてのフィギュアスケーターにТыを使って呼びかけるのか分かりませんが、羽生選手には、親しい人・近い人への「あなた」を使っています。
 
曲を贈る時点で(その前からすでに?)タラソワさんにとって羽生選手は「近い人、親しい人」なんでしょうね?キラキラ♪