世間がアラフェスDVDに沸いている今日、時代に逆行してこのタイトル。
ああ、でも、これ見ちゃったんだもの。さめないうちに書いておきたい。
TVガイドPERSONの相葉ちゃんのページ、テキストに「『新宿少年探偵団』で映画初出演、初主演」とあるのを読み、なにげなくネット検索した私。
タイトルと、これが相葉ちゃんの初主演であることは知っていました。あと、DVDのパッケージも、何かで見ていて覚えがあったんだよな。
そしたら、amazonでなぜか20パーセントオフになっていて。(TVガイドPERSONの)グラビアのビジュの美しさと、テキストの読後感の良さに酔いしれていた私は、流れで思わずポチっとしてしまったのです。
そしてすぐに届いたのですが、もったいぶって開封せず。
でも、昨日豆太の終業日で、これを逃したらしばらくひとりの時間はないぞ、ということに気づき、午前中に視聴しました。
結論から言って、これは買いでした!(*^▽^*)
まずは、ネタバレなしの記事をアップします。
ネタバレ大ありの記事はのちほど。ネタバレOKな方はそちらもおつきあいくださいませ。
ネットでさらっと感想など見ていたかぎりでは、原作ファンからはボロクソに言われていたし、出演者はともかく内容がひどいという意見をよく目にしたのですが、私はストーリーもわりと普通に楽しめました。
たしかに、つっこみたいところはたくさんあるけど、こういうもんだと思えばそんなにひっかからなかったです。ちょっとSFチックな、思春期の中学生の友情と成長、みたいな感じかな。
主演は、相葉ちゃん、潤くん、横山くん。女性陣は、深田恭子ちゃんや、加藤あいちゃんが出ています。
とにかくとにかく。
中学生役の相葉ちゃん、かわいいです。なんていうのかな、キックボードみたいなやつなんだけど、もっとタイヤが大きくて、ライトとかついててカッコいい乗り物で、新宿を飛ばしてます。しょっぱなから風を切る相葉ちゃんのそんな姿が出てきて、にまにま……にまにま……( ̄▽+ ̄*)ほっぺたがゆるみっぱなし。
でね、でね、でね、相葉ちゃんもなんだけど~
潤が!!!
かあああああわいいいいいいいの!!!
ほっぺたふくふくでね、小さくてね、坊ちゃんカットでね、目がきらきらしててね、声が幼いの
パソコンを操る天才少年でね。教室で、国語の教科書とか広げてるの!
ウェンディーズ(涙)でミルクなんて注文しちゃってるの!
あんな子が教室にいたらどうします? もう、授業になりませんよ。生徒ばかりか先生のほうが。
正面から見ると、ほんっっとにあどけなくて、可愛さ満点なんだけど、横顔にふと今の色気も感じるのよね。
それは相葉ちゃんも同じで、まだ未完成なもどかしさみたいなものを抱えてるんだけど、「あ、今の表情、30歳の相葉ちゃんもするする!」っていう瞬間がたまにあって。
最初に出てくるクレジットに「相葉雅紀(ジャニーズJr)」って書かれてて(潤くんも同様)、あらためて「嵐以前」の彼らを感じました。このときはまだ、いっしょにグループ組んでこんなスターになるなんて想像もしてなかったんだろうな。
でも、このときの相葉&潤の組み合わせが、今の「モデルズ」の雰囲気とはまた違ってて。
役どころもあるんだろうけど、相葉ちゃんがお兄さんっぽく見えます。ふたりの無邪気なやりとりが、すごくラブリーです。
横山君は、めちゃくちゃキレイ。彼はもうこの時点で一回完成した気がする。
袖がふりふりのクラシックなお洋服を着せられてるんだけど、これがまた似合うの!
学ランの相葉ちゃんもちょこっと登場。(基本、彼は学校のシーンはない)お父さんとのやりとりが後半で思いがけずいい感じになってきて、「ピカ☆ンチ」のシュンくんに少し似たキャラでした。
深田恭子ちゃんが相葉ちゃんとこんなに絡んでいたとはちょっとびっくりでしたが、ラブ…まではいかない程度で、中学生の友情ものとしては好感が持てます。あと、加藤あいちゃんが、顔がものすごく整っていて、ひとりだけ大人っぽくて、このまま新任教師役やってもイケるんじゃないか?ってくらいでした。加賀まりこさんも出ていらして、かなり豪華な出演者ぞろいです。
で、ツボだったのは近藤正臣さん。
「こんど~ぉですっ!」ってモノマネ、もう誰もしなくなっちゃったね(笑)。この手の映画には欠かせないマンガチックな存在で、彼のあやしさと横山君の妖艶さが、映画を盛りたててました。
そして、特典映像。
本編が終わると、なぜかハワイのビーチでたわむれる主役3人が。
そのまま、ジュニアチームがわらわらと出てきて、歌とダンスが一曲(「Can do! Can go!」)流れます。
あれー、新宿の話だったのに、なんでハワイ……( ゚ ▽ ゚ ;)
でも、このハワイ映像がいいの! 最高なの! 大げさでなく30回くらいリピったので、映画とどっちがメインだったかわからなくなっちゃったくらいです。
我らがトップ・オブ・相葉担のニノや、タッキー、山Pほか、今やジャニーズを代表する面々がたくさん出ていて、誰が誰なのかを発見するだけでもかなり楽しめます。
相葉ちゃん、この撮影のとき15歳とかだと思うんだけど、もうしっかり「相葉ダンス」が根付いていて、ジュニアの頃から彼の独特な身のこなしは確立していたんだな~と思いました。相葉ダンスを熟知している人なら、遠目でもわかります。そして私、「相葉ちゃん、ダンス好きなんだな」って、なんかすごく思ったの。今まで、「私が相葉ちゃんのダンスを好き」ってことにばかり気をとられていたけど、「相葉ちゃん自身が、踊るのが好き」っていうことを、今さら実感して、うれしくなりました。
ここで踊ってる子たちの、どの子が嵐になってもおかしくなかったわけで、そう考えると、本当にジャニーさんの人選ってすごいな~と思います。
そして私、相葉ちゃんの、ハワイ記者会見のときジャニーさんに「パスポートを持ってるか」と聞かれて持っていたために嵐になった(っていうとちょっと違うけど)というエピソードを聞くたびに、「そんなに若いのにパスポートを持っていたなんて、相葉家は家族で海外行ってたんだな~」って思ってたんだけど、このEDを見て、そうかー、この子たちは少なくともこの時点でみんなパスポートは持ってたのね、と思いましたです。ジャニーさんに言われたときに期限が切れてるとかそういう問題はあったかもしれないけど。
映画が製作されたのが1998年。
そのころ私、何してたっけ……ああ、あのころだわ……(遠い目)
あんなむかしむかしのお話なのね……σ(^_^;)
30歳を迎えた相葉ちゃんは、あのときの年齢のちょうど倍くらい生きたってことなのね。
いろいろと感慨深いわ~。
ということで、これはおすすめの一本です
昨日amazon見たら、もう通常販売は在庫なしで、「出品者から買えます」になっていたんだけど、今見たら、また19パーセントオフで在庫ありになってました。こんな短期間に変動するんですね~。
ツタヤでは2600円くらいになってるときもあったみたいだし、時々再発売するみたいなので、マメにチェックして安いときを狙うといいかも。
レンタルはどうやらVHSならあるっぽいですが、DVDはどうかな? あるといいですね。
機会があればぜひ!
ネタバレ満載記事はこのあとアップしま~す。