{0C302532-4459-43C9-962E-2365EAE61B89}

去年の1月の9周年のお祝いの写真。

先日、アーユルヴェーダを知らない方から「ともきさんがアーユルヴェーダを始めたきっかけってなんですか」と聞かれました。

そういえば、なんだろな、と。笑

周りの人に助けられてここまで来ました。綺麗事ではなく、藤田愛さんというパートナーがいなかったら、私は今ここにはいなかったでしょう。

アーユルヴェーダが好きな理由、続けた理由は他にもいろいろあります。それを書いていこうと思います。


今だからこそ、体に気をつけていますが、アーユルヴェーダを知らなかった頃、私の体は気力で持っているようなもので、吹き出物、冷え性、風邪や熱、生理不順、はしょっちゅうでした。リポビタンDとコルゲンコーワが友達で、朝マック、居酒屋大好き、コンビニの菓子パン大好き、もちろん不規則な生活をしていました。ゲッソリゲッソリポーン

二十代の頃はタバコも吸ってました。ガーン

インドに来る前、ある事がきっかけでいない人が見えたり心霊体験はあったので見えないエネルギーは信じていました。

マノジドクターが、私に教えてくれました。

この世の中は見えないけど感じられる五つのエネルギーで出来ている事、

人間はその五つのエネルギー+魂で出来ている事

体と心と宇宙は実は繋がっている事

少なすぎても、過剰すぎてもよくない、バランスを取る事

これらを聞いた時は、やっぱりそーなんだー、という感覚でした。頭でわかるというよりは、その時滞在したプネでは、たくさんのインド人が周りにいて買い物したり、道端にいる牛を見たり、手で食べたりお寺に行ったりするうちに「納得」したんですね。

{4A19E1CE-853B-4F58-82FF-707BAF9B3098}
例えばクジャクが目の前を歩くとか、、日本だとないわけです。あと、のら象とか、のら豚とか。

ノマダシアを始めたのは、インドに来て、アーユルヴェーダを学びながら、インドの文化の違いや生活の違いを知らないと、いくら理屈でわかってても、それが繋がらないというか、ピンとこないんじゃないか、と思ったからです。それは今でも変わってません。

停電や水が止まったり、決して楽じゃない、でもすごく楽しそうだし、みんなニコニコしてました。そして必ずみんな神様を当たり前のように信じていました。その原因はそういう考え方を知ってるからだ、とおもったわけです。理屈じゃなく、信じる。インドにはそんな圧倒的なパワーがあるんです。

でも、それが私の「具合が悪い」にどう影響してるのかわからなかった。私は過去に必ず毎月倒れて救急車で運ばれたり、病院に入院するも、次の日の検査には全く異常なしで帰される。これが三ヶ月続きました。さすがに3回目はビビってました。原因は不明でしたから。

それが、アーユルヴェーダを学んでいくうちに、その時の私がなぜそんなことになったのか、腑に落ちました。検査には出てきませんでしたが、明らかにドーシャの乱れからくる体調不良だったのです。要するにストレス、ドーシャの乱れが続いている状態だったのです。西洋医学上、名前のつく疾患がでるまでアーユルヴェーダは7段階あります。私はこの状態だったんだと。

自分の体が、どうしていたいのか、なんで薬を飲んでも治らないのか、そわそわ、心配でいつも不安な毎日。もちろん楽しい日もありますが、不安定。人に悩みをいうのは嫌だったので当時の私を知る人は、意外だというかもしれませんが。

自信がなくて、少し崩れると積み木が崩れるようにモロくなってしまう、そんな爆弾を抱えてるような二十代でした。

アーユルヴェーダは、私が奥底に常に持っていた疑問を、全部解明してくれました。心の問題は体に影響していたし、過去の自分に起こった出来事は、今の私にはよーくわかるのです。それは、自分が引き起こしていることも。


幼稚園の時の自分
小学校の時の自分
中学のいじめとか、高校での失恋とか、家庭環境とか、仕事の人間関係や、自分の将来への不安、

アーユルヴェーダをもし知ってたら、もう少し賢こく解決したし、楽しかったろうなぁ思うのです。

今、40代になって思うことは、自分は知らなくて苦労したから、せめて自分の甥っ子や私のような二十代を送っている人に伝えてあげたい。


幸せになりたい。


アーユルヴェーダが好きな理由はここかもしれません。

アーユルヴェーダを勉強すると何が幸せなのかがわかります。そして幸せになれます。

幸せとは何か。
これは永遠のテーマなのでしょう。

だから、これから死ぬまでの私の人生は、アーユルヴェーダを勉強し続ける価値があるなぁと思っているわけです。

終わりがないのは、昔は不安に感じて嫌でした。

でも、今はその見えない可能性にワクワクします。

この心境の変化の違いは、アーユルヴェーダを学んだ結果です。これからも、人生をもっとワクワクするためにアーユルヴェーダを勉強して、発信したいなと思います。